ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

2017年サッカー・アフリカカップ開催地問題?!〜プランBはあるか?

2016-09-20 07:30:36 | アフリカサッカー・スポーツ
先日もンボテブログで話題にしたサッカー・アフリカカップ2017ガボン大会(CAN2017)について。

王者コートジボワール、絶体絶命?!〜アフリカカップサッカー2017最終予選


今月初め、最終予選の最終戦が行われ、全16チームの出場チームが出そろった。ウル●ラクイズ的に表現すれば「ガボンに行きたいか〜?!リーブルビルに行きたいか〜?!」ということで戦ってきたはずの予選。



ところがどうもガボン開催がダメな場合に備え、水面下でプランBが検討されているようなのだ。去る19日付のJeune Afrique誌が報じている。

ガボンといえば現在まさに二人の大統領候補の選挙結果をめぐり、政局が正念場を迎えているところ。この結果発表が迫りつつあり、再びリーブルビルは緊張に包まれつつある。最悪の場合、戦闘が繰り広げられたり、混乱が継続することになるかもしれない。または正当性のない大統領が居座り、国際社会からレッドカードとなってしまうリスクもあり得る。

そんな中、今回のJA誌の記事。アフリカサッカー連盟のイッサ・アヤトゥ会長がモロッコを隠密裏に訪問。もしガボン情勢が落ち着かなかった場合、モロッコでの大会開催が可能かを打診に行ったと報じられている。モロッコはそれだけのインフラを備えた数少ない候補国だからだ。


来年のアフリカカップは、本来リビアで開催されるはずであった。しかしリビア情勢の混乱が継続する中、ガボンがこれを引き受けることになった。今回、そのガボン情勢も怪しいということで、今回、水面下でのモロッコへの打診となったようだ。

ところが、そのモロッコ。前回の2015年大会ではエボラ災禍の飛び火を恐れて、開催地を返上。ガボンの隣国、赤道ギニアが引き受けた経緯がある。

まるで災禍の持ち回り?いや、付け回し?今回はプランBの発動となるのか。気になるところである。

(おわり)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。