ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

コートジボワール料理の雄,ケジェヌを作りました〜そして失敗しました

2016-11-06 07:30:06 | アフリカごはんとビール
とある日。思い立ったが、吉日。無性に食べたくなったメニュー。よし、自分で作るぞっ!!!

そのお品とは?確かこの本にも載っていたはずだ。


あった、あった。これだ。
ケジェヌ・ドゥ・プレ


簡単にいえば鶏肉のトマトソース煮込み。おいしそう。さっそくレシピを読み込んで料理にかかる。さあ、作るぞ〜。

(お時間の関係で今日はこちらに完成品を用意しておきました、料理番組風↓)

完成!!
っと。あれ?こんなんだっけ?!


レシピどおりなのにスープがほとんどない。それから食べてもなんかケジェヌ感、アフリカ料理感をを全く主張してこない。これ、ただのラタトゥイユのできそこないだよ。あ〜、失敗だ〜!


あるところで、コートジボワール人の友人たちにこの話をしてみた。
ンボテ「ケジェヌ。うまくつくれなかったよ。」
イボワリアンA「ケジェヌを失敗した?!あれはコートジボワール料理で一番簡単なヤツだ。それを失敗するとは。」
ン「マジーを入れなかったからかなぁ?!」
A「マジーなんて入れないよ。」
B「入れるに決まってるだろ?!」
A「いや入れない。香辛料で作るのがイボワール風だ。」
B「いや、そんなことはない。じゃぁ、お前作ったことあるのか?」
A「い、いやぁ、それは家内の仕事だ。俺は作らない。」
B「じゃあ偉そうにいうな。マジーが入ってこそ、味がでる。」
A「そういうお前は作ったことあるのか?」
B「あ、いや・・・。それは家内の仕事だ。」
A「じゃあ、おあいこだ。だいたい俺が稼いでいる。妻は家で料理をするものだ。」
B「そのとおりだ。俺たちが作ることはない。」
AB「そうだそうだ。」


まったくケジェヌ作りに参考にならない男たちだった。今度は成功させるぞ〜!

(おわり)

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