チョロリンの樹

「チョロリン」 これ小さい頃、多動でチョロチョロ動きまわる息子に、私がつけた愛称

2歳6か月でちゅう

2013-02-23 10:54:09 | Weblog
2月も終わりになっているのに、毎日寒い日が続いている、
この寒さいつまで続くのだろうか、

きのう、夕方ちょっと散歩しての帰り、私の前を小さな子供と、若いおばあちゃんという感じの人が歩いていた、

よく見ると顔見知りの人で、「寒いね~ 孫さんとおばあちゃんと散歩?」
「そうよ、もう疲れるわ」

「○○ちゃん、おばちゃんに歳を教えてあげて~」
「2歳6か月でちゅう」と言葉と両方の手と指で教えてくれた。

「かわいいね、いっしょに住んでいるんやね、大変な時もあるけど、でもこころ強いじゃないの」

「この子だけいっしょに住んでいるの」  「?」

何か事情があるようだが、聞くのも悪いし・・・・

若いおばあちゃんが、ぽつりぽつりと

「息子は東京にいてね、私がこの子を育てているんよ、この子のお母ちゃんが亡くなってね~、
自分の子供を育てるときは、若かったし元気だったから、どうもなかったけど、
この歳で、小さい子供育てるのはしんどいわ~」

「そうだったん、そりゃ大変やね~ だんだん歳をとってくると、自分の体を維持するだけでも大変になってくるもんね」

あとは何も言えなくなってしまった、

子供はあちこち元気に走り回っている、 亡くなったこの子のお母ちゃんも、さぞ心残りだったろうし・・・・

「まだまだ寒いけど、奥さんもがんばってね~」   「ありがとう」

「○○ちゃん 風邪をひかないようにね、  バイバイ」

バイバイと小さな手を振ってくれた、

なんか涙がでてきそうで、何とも言えない気持ちになってしまった。


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