なんか寂しい なんか憂鬱

一昨日から昨日にかけてチョロリンさんが２週間ごと帰宅日で帰っていた。２週間はすぐに来る、結構忙しい。
施設の帰りに散髪に行き、スーパーでお菓子をたくさん買い、スーパーの中のお店で昼ごはんを食べて帰ってきた。いつものチョロリンさんのフルコースである。

お昼からケーキの先生である友達がおいしいケーキ、ティラミスを持ってきてくれた。チョロリンさん、コーヒー　　をいれておいしそうに食べ、残ったケーキを冷蔵庫に入れておいたら、朝起きてくるとすぐだして食べていた。　おいしかったね、　　よかったね。

昨日午後、施設に送って行き、担当の職員さんがやめられるので、「お世話になりました、ありがとうございました」と挨拶し、
新しい担当者にも「またいろいろお世話になると思いますがよろしくお願いします」と挨拶した。
今度の方は中年の方で、前の担当者から、「人生経験豊かな人」としか聞いていないので、どういう人なのかまだよくわからない。

施設からの帰り、車を走らせながら、何か寂しい気持ちもあり、何に対してかもわからない、　どう表現したらいいのかわからない、ただ気持ちが苛立ち、とても憂鬱だった。

まだ９月なのになんか薄ら寒く、　　雨が降り出していた。

紫苑 （シオン）

我が家の庭に植えているうす紫のシオンの花が今満開である。

前は隣家との境のブロックの間にあって、丈もあまり高くなく、毎年うす紫のかわいい花を咲かせるので、去年花壇の中に植え替えた、花壇の中は土地が肥えていたらしい、丈が伸びも伸びたり、私の背丈を越えている。
花をカメラで撮ろうとすれば、ブロックの上にあがらなければならない。

この間の台風や、このところの雨で花の部分が重たくなり、倒れそうになりベランダに紐でゆわえて倒れるのを防いでいる。


　　　　　　　　　

花はかわいいが、この丈の高い花はもういい、　来年は元の場所に戻しましょう。

紫式部 （ムラサキシキブ）

今日は秋晴れの良いお天気　　である。朝、涼しいうちにと思って畑に草取りに行ってきた。
畑の道路をはさんだ向こう側の雑草の中で紫式部が、紫の実をいっぱいつけている。

　　　　　　　　
　　　　　　　　

私も少しの間、お茶（茶道）を習っていたことがあった。その時、茶花として花入れにいけられていたのが、この紫式部だった。　紫の実がかわいくて、そしてそれがあるだけで、妙に落ち着いた感じがしたのを今も覚えている。

僕 今月末でやめます

チョロリンさんの施設で、チョロリンさん担当の職員が今月末でやめると、昨日我が家に電話があった。　
前は一般企業に勤めていたらしいが、１年半前に施設に勤め、初めてのことばかりで大変だっただろうが、ニコニコとやさしいよい若者だった。
「そう　せっかく慣れたのに残念やね、いろいろお世話になりました、どこへ行っても他の仕事のついてもがんばってね」と言うしかない。

１年半前、この人の前の職員もチョロリンさんを２年担当してくれたがやめられた。そのときも私、そう言った覚えがある。その人も一生懸命でよい若者だった。
どちらもまだ正職員になっていなかった。

正職員でも福祉関係は労働条件、給与面においてもあまり良くないらしい。まして正職員でなければなおさらである。 これからの自分自身の将来ことも考えるだろうし・・・・。

チョロリンさんの施設では正職員がほとんどで、そういうことでは入所者にとっては恵まれているのかもしれない。
たまたまチョロリンさんは、正職員でない方が担当してくれたがほんとうに一生懸命世話をしてくれている。

こういう人が労働条件もよく、仕事に専念できるように・・・。
老人福祉もみんな同じだが、今、人手不足など大変な時期にきている。せっかく志して来てくれた若者がやめなくていいように、しっかり考えてもらいたいと思う。

総裁選だとか、選挙だとか、浮き足だっている場合じゃない。
もっと地に足をつけてしっかり政治をやってもらいたい。

彼岸花

台風も去り、きれいな秋晴れになると思っていたが、なんかどんよりとして蒸し暑い。
季節はめぐり、もう秋のお彼岸である。散歩の途中の川沿いの道で、２・３日前彼岸花が咲き始めたな　と思っていたらもうあちらこちらにいっぱい咲いている。

　　　　　　　　　３日前　
　　　　　　　　　　今日　

植物はその季節になれば季節を敏感に感じ取り、花を咲かせそして実を結ぶ。
自然の成りゆきではあるが、すばらしい。　　　

大きい！！冬瓜

畑でよく話をする仲良しのおばあちゃん、もう米寿は過ぎたと言っていたので９０歳近いと思う。
そのおばあちゃんが、「冬瓜がたくさんできたのであんたにあげようと思って」と、小さな乳母車に乗せて家まで持ってきてくれた。　「うあ　大きい！！ありがとう」



台所の流しの横、調理台に載せてみた、やはり大きい。
楕円形で重さ３キロ以上ジャンボサイズである。

冬瓜というので冬のものかと思っていたが、夏から今頃にかけてできるようである。
海老と薄味で煮るとおいしい、夏バテに良いとか・・・我が家も二人ぐらしだし、あまり調理方法を知らないので、これをどう調理しようかと目下思案中・・・パソコンで冬瓜料理を調べている。

浮釣木と秋明菊

近所の奥さんに「これ挿し木にしておくとつくから、かわいい花だよ」と言われてもらったのだが、名前を聞き忘れてしまった。
最近　浮釣木(うきつりぼく）という名前だとわかった。魚を釣るときのウキに似ていて、今花がぶら下がりたくさん咲いている。


　　　　　　　　　　　　

秋明菊も２・３日前から咲きだした。白色のもあるがやはりピンク色のほうがかわいく愛らしい。


　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

エアコンが壊れた

チョロリンさんが帰っていたが、夜は蒸し暑く、雨戸を閉めて網戸にしておけば良いのだが、こういう子は融通がきかないところがあり、サッシをきっちり締めないと寝ない。暑いからエアコンを・・・と思うのだが、この夏は動いていたエアコンが動かない、しばらくしてやっと動いたのだが、まったく冷えない、　壊れたらしい。　

ダンナがエアコンの古い保証書を持ってきて調べだしたが、一番新しいのが居間にあるエアコンで１１年前、ダンナの部屋にあるのが１２年前、長男の部屋にあるのも、チョロリンさんの部屋にあるのも、１５・６年たっているらしい、そういえばここ何年もエアコンなんて買った覚えがない、　もう、仕方がないなぁ・・・。

昨日、大型電気量販店に見に行き、決算価格でメーカー品だが安くなっているのがあったので、それを買った。早速今日とり付けに来てくれた、　話が早い、いま大型量販店も結構ヒマらしい。

テレビも時々青くなったり、黄色くなったりしているがまだ見られるので、そのままにしている。でもこれも時間の問題だ・・・・また出費がかさむことになりそうだ。

後部座席とシートベルト

後部座席のシートベルト着用が今年の６月から義務づけられた。
長い間我々も後部座席ではベルトはしないものと思って過ごしてきたが、だんだんそうも言ってられなくなってきた。

知的障害のチョロリンさん、車に乗るといつものように後部座席にデーンと座っている。この間から「車の中でベルトしなさい、ベルトしないんだったらもう車に乗せないよ、車から放り出すよ」
私が怒ると 　　１度はベルトをするのだが、１０秒もしない間にベルトをはずし「またはずしたでしょう、ベルトしなさい！！」「わぁー」　　ものすごい声で怒りかえしてくる。

車の中で怒鳴りあいのケンカをしながら、施設への送り迎えをしていたが、この間から車に乗るときちんとベルトをしている。
もういい歳のおっちゃんだが　「きちんとベルトしているね、かしこいね」　と褒める。
はじめの嫌がりようをみるとチョロリンさんにシートベルトは無理かな？と思ったりしたが、
ずっと言ってみるもんだ！！、怒鳴りあいのケンカもしてみるもんだ！！

これまで施設への送り迎えのときでも、よく警察が取締りしているのに出会う、今までヒヤヒヤしながら通り過ぎた。
あるときは同じ国道を通って行くのに市が変わるごとに２・３箇所で取締りをしているときがあった。

また昨日は遠くの大学病院の障害者歯科まで高速道路を通って連れて行ったが、パトカーを見たりすると、後部座席でもしっかりシートベルトをしてくれていると思うとなんとなく安心する。　　他人事ではない、自分の命を守るためであるが・・・。

でもこれで親のほうもやっと安心して運転が出来るようになった、　ヤレヤレである。

季節の移ろいと花

今日も日中は暑いが、朝夕は涼しくなってきた。明け方は寒いくらいである。

朝、畑に行くと雑草の中に露草を見つけた、薄青い可憐な花である。



庭の片隅には、玉スダレがいつの間にか花をつけ、キバナコスモスも咲いている。



花が咲いている横、コンクリートのたたきになぜか蝶がいる、そばに行くと動き、ちょっと飛んでみる。あれどうしたんだろう、　　少し涼しくなってきたので弱っているのかな？　　　でも今頃珍しい蝶である。

　　　　　　　　　　　　　

暑さ寒さも彼岸までというが、もうすぐお彼岸、季節は確実に移り変わっている。