摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

前のめりで行こう!

2010-02-14 23:02:23 | 行ってきました
今日は豊橋でエコビレッジセミナーがありました。
3回シリーズの第2回目で、
「エコビレッジの基本:環境と調和する住まいづくり」
がテーマでした。

講師は、NPOパーマカルチャーセンタージャパンの理事でもある
ビオフォルム環境デザイン室代表の山田貴宏さん。
畑がついたアパート、「足立エコアパート」を手がけた方です。
今日のお話の前半は、主にパーマカルチャーの考え方について、
後半は木の家についてでした。

パーマカルチャーという言葉は以前から聞いていましたが、
まともに話を聞くのは初めてでした。
いただいた資料の中に、「パーマカルチャーの花」という
図がありました。
パーマカルチャーを構成する要素を7つに分けて、
その一つ一つを花びらとして描き、
その花びらの外側により具体的な活動が書いてあります。

その中には、自転車交通とか、ホーム&シュタイナー教育、
自宅出産、地域通貨など、私が以前から興味を持っていることが
たくさん載っていました。
おまけに、山田さんの示した資料の中には
パーマカルチャーの本では必ずと言っていいほど
取り上げられるというにわとりの絵がありました。
それは、パーマカルチャーの考え方では、
にわとりをただ卵や鶏肉を提供してくれるものと
考えるのではなく、
虫をついばんだり、土をひっかいたり、ふんをしたり
というにわとりの働き全体を見る必要があるということを
示したものでした。

私は小学生の頃、
ずっとチャボを庭で放し飼いしていたので、
この話はよくわかります。

そんなことを思い出したら、
私のこれまでの経験は、
パーマカルチャーに必要とされることを
自然に学んでいたんだなって思えました。


今日のお話は、だいたいテーマに沿ったものでしたが、
セミナーを主催したイルカマンさんは、
とにかくご本人が何度も口にするように
「前のめり」に行動したがるので、
もっと実践的な事例や、
エコビレッジというコミュニティの仕組みなどについて
聞きたかったようでした。
それは、次回のテーマなので、
興味がある方はぜひ参加されることをお勧めします。


最後に集まった人たちが自己紹介しました。
驚いたのは、兵庫県の明石市や静岡市、津市といった
遠方から来た方が何人もいたことです。
そういう自分も、岐阜市から赤ちゃん連れの参加で、
先日木の花ファミリーまで行ってきたことを話したら、
もっと驚かれましたけど。。

帰り道、遠方から電車で来た私を含めた3人は、
イルカマンさんの車で豊橋駅まで送ってもらいました。
その中で、イルカマンさんがいつ、どうして
いるかビレッジのプロジェクトを始めたのか
話を聞きました。

もともと自宅のまわりに区画整理の話が出てきて、
そこをどうしようかという話をしている頃に、
イルカマンさんが不眠症の治療(?)のために
イルカと一緒に泳ぐツアーに行き、
そこでエコビレッジのことを聞いたことが
きっかけだったようです。

それがたった2年前のことだと言いますから、
イルカマンさんの行動力には驚きます。
「私もエコビレッジを作りたいんです」と言ったら、
「だったら、すぐ始めちゃいなよ」みたいなことを
会ったそうそう言われたのにも、びっくりしました。
「始めてみたら、どんどん人が集まってくるから」
とも言われました。
それって、市民派の選挙の話でよく聞くことだな。
そうやってどんどん行動していくことを指して、
イルカマンさんは「前のめり」と言う言葉で表現しています。

他に、イルカマンさんは「場作り」の大切さも
話していました。
実はこのことは、イルカマンさんと駅前で別れた後、
残った3人で話していたことでもあります。
同じような夢を抱いて、不思議なご縁で
今日、あの場に集まった人たち。
もっとみんなで交流できる時間がほしかったね~
と話していたところでした。

でも、日本のあちこち、というより、
今世界中でエコビレッジをつくる動きが広がっているそうで、
それを実感できたことは
また私の背中を押してくれました。

で、背中を押された私は何をしていくか。
私は先日も書いたように、
1つのエコビレッジを作ってそこでとどまるというより、
いくつものエコビレッジの立ち上げに関って、
いろんなところに行ってみたいと思っています。
なので、きっと今のように「行きたい!」「見たい!」
と感じたところへ行って話を聞き、
そこで出会った人たちとネットワークを作り、
見聞きしたことをこんな風に発信し、
何らかの事業企画をするんだろうなと思ってます。
それは全部私が大好きで得意とすることで、
なによりワクワク感がたまりません


今日もこんな楽しい体験ができたことに感謝!
おやすみなさい

あげて満足、もらって満足

2010-02-14 23:00:55 | 行ってきました
昨日は、友達が企画した不用品を展示して
もらってもらう会、「いいものみっけ!もらっちゃお♪」が
開催されました。
初めての企画だったけど、
あげる側に回った人が10数人、
もらいに来た人が何人くらいだろう、
うーん、かなりたくさん、来ました。
あげる側の人も、もちろんもらう側にもなったので、
きっと4,50人にはなったんじゃないかなぁ?

岐阜市の南部コミュニティセンターの
会議室を1室借り切って長机を並べて、
モノを陳列しました。
時間は10時から11時半までの1時間半。

私は、主に子供服を出品しましたが、
ダンボールで4箱だったかな。
でも、並べるのに時間がかかってしまって、
たまたま用事が入ってなくて
「手伝おうか?」と言ってくれた夫がいなかったら、
とてもじゃないけど陳列しきれなかったと思います。
感謝、感謝。

で、私の結果としては
手放す方はスキーウェアやサンダル、
ボディスーツなど、あわせてダンボール約1個分
減らすことができました。
いただく方は、赤ちゃんの帽子や上着、
妊娠中の友達のための本やスカートなど
結局こちらも手提げ2袋分ほど。
般若心経の写経セットなんて
マニアックなものまでもらってしまった

モノの量的には、トータルの増減は
そんなになかったけど、
入れ替えがあって
より今の自分にふさわしいものが
揃った気がします。


次回はもっと満足な結果を得るために
今回の個人的な振り返りを箇条書きにしてみます。

1.出品するものは、自分で30分以内に展開できるものだけに。
できれば、「ちょっと少な過ぎるかな?」と思うくらいの
量の方がよさそう。
その方が、品物1点1点がよく見えるから。

2.子ども服は、性別/サイズ/種類で、分けて
ラベルをつけておくといい。
その方が探してる人は見つけやすく、
畳んであるものをひっくり返す必要があまりない。

3.賞味期限切れの食品や、中古の下着など
他では出せないようなものに、
意外と需要がある。

4.モノが多く、よく探しきれなかったので、
事前に種類別にネットのコミュの中で
「こんなモノ出します」という告知をするといいのでは?
実際にそうやっているmixiのコミュがある。
他に、「こんなものが欲しいです」という告知もできると
それを提供できるなら事前に知らせることができる。

5.子どもを遊ばせる部屋が隣にあったのがよかった。
次回いらっしゃる方々は、ぜひ家族連れで来ていただいて、
子守り組と物色組に分かれるといいと思う。

6.本当にこういうものを必要としている人たちは、
こういう場所に来られないのではないか?
必要としている人が確実に来られる日時・場所で
こういうものを提供できたらいい。
たとえば、派遣切りされた方々のサポートの団体では、
新しくアパートなどに入居する時に、
日常使いのおわんやお茶碗などが時々必要と言っていた。
家具やカーペットなども必要な時もあるようだが、
当事者の方々はほとんど自転車で運ぶので、
運び込みが必要になる。


こういうイベントが毎月あるといいなぁ。
テーマを決めて開催するのもいいかもしれない。
おもちゃの日とか、女性の服の日とか。

ともあれ、有意義なイベントでした。
主催者のみなさん、ありがとう&お疲れ様でした!