甘酸っぱい日々

面白くても何ともならない世界で 何とかしようとする人達のために

YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100

2008-09-21 00:10:07 | お笑い全般
D関やパフューム選手権や24時間テレビのことを書いていたので、すっかり遅くなってしまったのですが、私実は8月8日に、神保町で映画見てきました。

YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100 ~100人が映画撮りました~

一回目と二回目を同時に見たので、計4作品を見ることとなりました。
その4作品はこちら。


高橋茂雄(サバンナ)監督作品 「GRAND ROYAL GARDEN HOTEL」
徳井義実監督作品 「nijiko」
後藤輝基(フットボールアワー)監督作品 「ニュース」
川島明(麒麟)監督作品 「パンティストッキングダイナマイト」


いやはや、図らずも、豪華な面々の作品を一気に見られることとなったのでした。
というか、なぜ徳井さんだけコンビ名なし?まぁいいか。
もちろん全作品楽しみだったのですが、今回やっぱりnijiko目当てで行きましたので、先にそれ以外の作品について書こうと思います。

ネタバレというほど内容に触れてはいないのですが、少しでも嫌だという方はご注意ください!!



高橋茂雄(サバンナ)監督作品 「GRAND ROYAL GARDEN HOTEL」
高橋さんらしいなぁ~。とにかく自由。とにかくバカバカしい。
中学生二人のノリは、高橋さん自身もこんなだったんでしょ?って思うくらいでした。
アドリブで喋っている人達も、楽しいんだろうなぁっていうのが伝わってきました。
だって河本さんとか自由にやりすぎ!
あと、私はよしたかさんに弱いみたいです。
彼が画面にアップになった瞬間、すぐに笑ってしまいました。
あれは無理だよ~!素だもん、そのまんまだもん(笑)
林さんはピッタリの役だなぁ。本当はあそこまで真面目じゃないだろうに(失礼)、生粋の真面目に見えました。
私、キャストをほとんど見ずにチケットを買ったので、綾部さんが出てくるとは知らなかったんです。ビックリした!!
そして、綾部さんの隣にいたのがタケトさんだとは気付きませんでした。
ホテルマンの制服で、帽子かぶっていたので、全然わからなかったんです。エンドロール見て、ええっと(笑)
最後の方のシーンは、ちょっとホロッとさせられました。さりげなくて、大げさに感動させようとしていない所が、私は逆に好きでした。
林さん上手いなぁ。


後藤輝基(フットボールアワー)監督作品 「ニュース」
これはですね、諸岡立身さん脚本というのが、めちゃめちゃ納得できます。
ぶっ飛んだ世界観そのまんま。後藤さんと笑いながら作ったんだろうなぁ、というのが伝わってきました。
のんちゃん主役ですが、これはもう、のんちゃん主役ではありません(笑)
主役は竹屋より子さんです(笑)
最初は、のんちゃんと綾部さんがひたすら言い合っていて、のんちゃんが普段より増して卑屈なキャラで。
面白いけど、これがずっと続くようならちょっとしんどいと思っていたんです。
そうしたら、後半は全く違う!
途中から、あれ、何の映画見てるんだっけと思うほどでした(笑)
さらに、まさかのDAIGO登場!
撮ったのは今ほど名が売れていない頃だったのでしょうが、この意外なキャスティングに、意外な楽しみを見つけられました。
残念なのは、綾部さんの出演時間が、思ったより少なかったことだわ~。
それと、キャストの所に、後藤さんの名前があるのはなぜ!?(笑)
全然見つけられませんでした~。ご存知の方、どこに出ていたのか、ぜひお教え下さい。


川島明(麒麟)監督作品 「パンティストッキングダイナマイト」
確かに、めっちゃ暗い映画…。
又吉さんがキレる所は本当に怖いし、派手なシーンがないゆえリアルだし。
そして、ラストは暗い中にも、うっすらと灯りが差し込むような…
見終わった後に、じっくりと余韻が残る、味わいのある映画でした。


3作品見てみて、監督の個性ってこうも顕著にあらわれるのかぁと思いました。
それぞれが自分のやりたいことをやりきっている感じがして、とても面白かったです。
そして最もやりきってるなと思ったのは、他でもない徳井さんだったりした訳です。
そんな訳で、次回は虹子さんのお話を。