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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-08(modern)】パイセン-現代版最小限住居-

2023-07-05 20:07:54 | ministock-08(modern)
先週末、ミニストック-08にお邪魔してきました。

なんか、何かっつーとOB宅に遊び行ってねーでげすか。

と言われても仕方ありません。
これが私の特権です(自慢)

要件は2つありまして、一つは現在弊所でご検討中の方から2階リビングの間取りを見てみたいということで、超多忙なWさんに時間を作っていただきました。

小さい家は実際に見るのが一番。
ネイティブディメンションズのアイディアは実際に見るのが一番。
素材の経年変化は実際に見るのが一番。

ということで新米ミニストッカーの私では用事が足りません。
Wパイセン、本当にありがとうございました。

見学の感想として、このままここに住んでもいいくらいと言っていただいてとてもうれしかったです。

Wさん、一緒に住みたいそうですがいかがでしょうか。

二つ目の用事は、Wさんが一緒に住むことを見越していたからなのか、魔改造計画の相談でした。

5年目のミニストック-08。
今日の一番最初の画像は新築当時。
こちらが5年目を迎えた姿
魔改造にはちょうどいい感じです。
フェンスの色が落ちて、
苔が生い茂り、
イチゴが幅を利かせています。

コロナを介して暮らし方の変化に対応するためのご要望だったり、
より便利にするためのご要望であったり、
先日のOB枠見学会で取り入れたい内容だったり、

住みながら変化を加えることが、家を長持ちさせるコツです。
新築時で100%にするなんて絶対に無理。

だから私はご提案時にいつも

最高の家は作れません。
最適な家をご提案します。

とお話しさせていただいてます。

だって、最高ってその時々で変わるんですよ。元々。
好きなものが変われば最高は変わる。
家族が増えたり減ったりすれば最高は変わる。
最高って一つのようで沢山あるんです。

だから、最適を目指す。

家も変化することを受け入れるし、
(性能と意匠の造りが明確に分かれていることで手を入れやすい)
住む人も変化することを理解しながら住む。
(愛着も持って接したくなるような住まいに)

その領域に達するOBさんが羨ましい。
我が家もゆっくり変化を楽しんでいこうと思います。

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