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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-14(modern)】ふつうのいえ-現代版最小限住居-

2022-01-23 17:34:27 | ministock-14(modern)
昨年の1月1日にお問合せをいただいて、そこからちょうど1年。

今日から詳細設計のお打合せがスタートしました!
ホームページにも記載していますが、ネイティブディメンションズではご提案したプランや概算見積もり金額が概ねOKで、このままネイティブディメンションズにお願いしちゃおっかなーというタイミングで「設計申し込み」をいただいています。

設計申し込みとは、大きく2つの目的がありまして、
一つ目は、設計申し込み以降が有料作業となりますので、その境界線を引くため。この時点で手付金(¥110,000)をいただいています。
この手付金は実施設計完了後に確定する設計料に充当されます。

二つ目は、重要事項説明をするため。
重要事項説明とは、契約前に「こんな感じで契約をお願いするつもりです」と事前説明するもの。
これは建築士法で絶対やらなきゃいけない事として定められています。
どんな図面を描くのか
どうやって工事監理するのか
誰が設計するのか
誰が工事監理するのか
設計料はいくらになるのか
いつ頃お支払いいただくのか
途中でやめたくなった場合はどうするのか
を説明して、了解をいただいたうえで実施設計をスタートしています。

つまり、
基本設計と概算見積もりのお打合せをして、おおむねOKだったら、
設計申し込みをいただいて(この時に重要事項説明)←今ここ
実施設計を行って、
実施設計が終わったらご契約をして、
工事を行っています。

設計料については、ご契約時と工事完了時の2回に分けてお支払いいただいています。

どんな有料作業を行うのかを確認しあう、とっても重要な作業なんですけど大体30分くらいで終わっちゃうので、いつもTOTOさんのショールームで住宅設備機器の打ち合わせも行っています。

それが一番最初の画像。
食洗器はフロントオープン(国内メーカー)がいいなぁの画です。

過去の素晴らしきOBさんたちの間取りも参考にしたミニストックらしい間取りとなっています。

ただし、ミニストック史上はじめての試みも!

うわー、うまくいくんでしょうか。

なんと!

トイレが2か所!

1,2階それぞれにトイレが付きます。

「いや、普通じゃん」

って思うでしょ。

だから、ミニストックがようやく普通の家になります。

4人住まいを想定した間取り。
当然のようにラボもあります。

当然のようにダイビングもあります。


当然のように仕切りのないワンルームです。


もう一つミニストック史上初めてがあって、アイランドキッチンを採用します。

洗濯物の外干しを完全無視した室内干しスペース完備。
畳は全部で12枚敷いちゃいます。
ウッドデッキもロフトも作っちゃいます。

実はもう一つミニストック史上初めてがあって、ミニストックでは初のオール電化になる予定。
太陽光発電も載せる予定です。

もちろんミニストック以外のお住まいでは、すべて経験済ですのでご提案自体がしどろもどろになることはないのですが、ついにミニストックにも採用されるのかぁと感慨深いものがあります。

まさに現代版の最大4人暮らしを想定した最小限住居といえるでしょう。
あ、ちなみに大きさは22坪

これだけ盛り込んで、この大きさって
皆さんは「ちっさ」って思うでしょ。
私は「ちょうどええ」って思うところだけが普通じゃないんですよね。

さぁ、スタートです。


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