(旧家より)
我が家には子供部屋がありません。
3m60cmのダイビングテーブルが家族のくつろぎの場であり、食事の場であり、個室でしたので、テーブルの隅っこで娘が勉強して、分からないことは都度聞いてくるのが我が家のスタイルです。
ストレスが溜まってくると、勉強が将来一体何の役に立つの?とあるある質問をしてきましたが、その度に
覚えたことが将来使えるんじゃなくて、覚えたり、考えたりの努力をしたことが将来役に立つんだよと教えてきました。
実際、自然対数なんて社会人になってから1~2回しか使った事ないし。
(あるんかい!)
そういった意味では、自分の居場所も都度自分で作ってきました。
とある日の昼寝(夕寝?)はこのスタイルです。
この経験が活かされて、逞しく育ってくれました。
ミニストックはある意味我が家の生活スタイルをそのままご提案しています。
ハコではなくて、暮らしを設計するのが私の仕事。
つまり地で仕事しているということになりますので、私からのご提案は心の底からのご提案だと思ってください。
ほぼワンルームの住まいでどんな暮らしが生まれるのか。
やっぱ、なきゃないでみんな考えるんですよ。
ミニストック-11のSさんからそんなLINEが送られてきました。
やべ、ウチ負けたと思わされたスタイル。
E難度くらいのお絵描きです。
でも、本人はこれが一番楽なんですよね。
そして、ある時は廊下が部屋化します。
自分が使いやすいように道具をレイアウトしているのがとても秀逸。
ワンルームスタイルの醍醐味だなと思いました。
与えるものは空間ではなく、考えるきっかけと見つけるきっかけだなと思うわけです。
これがミニストックスタイル。
いわゆる受験勉強は、茶の間の大きなテーブルの隅っこでしていました。
それでも、難関校の付属高校に合格しましたよ。
孤立しないで、皆と一緒に。
大賛成です! 頑張れ♪
家族と一緒に過ごす暮らしの紹介は大変助かりす!
自分の居場所は必要だと思いますが、それを与える家づくりではなく、自分の居場所を作る家づくりが好きです。
そして、子供たちが独立すると空間はまた他の居場所づくりに転用できます。
元々の日本の暮らし方そのものだと考えています。