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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

「桜咲く公園脇の小さい家」一段上

2024-05-02 19:41:40 | 桜咲く公園脇の小さい家
大恭建興さんにゼッタイ間違いないからと勧められたお店に行ってきました。

ありんえんくらいにうまい。
ちょっと他と比べて一段上だと思いました。
1個が子供のこぶしくらい大くらいのレバニラ定食。

今まで食べてきたのはレバーじゃなくてルバーだったんだなと思うくらいにうまい。

ただ、お腹がはちきれんばかりの量。
美味しいから食べられたけど、食べた後はしばらく動けなくなりました。

でも、また行きたいです。
明日からのお休みに皆さんもいかがでしょうか。
ただし、相当胃を空っぽにして行ってください。

この美味しいレバニラを食べれたのも現場のおかげ。
Oさんに心から感謝です。

さて、今日は基礎のコンクリート打設。
実は元々の工程では一昨日打設予定だったんです。

しかし、現場監督の高橋さんから先週突然、鈴木さん打設日変えていいっすか、との相談。

理由は「天気が怪しいから」

読み通り一昨日は雨。
そして今日は快晴。


悩むと手遅れになるところ、ものすごいスピードで決断していました。
一段上の管理ですね。

みんな、それぞれの仕事にプライドを持っていて格好いいなって思います。

それは職人さんたちも同様。
私が図面通りになっているかの確認しているそばで、最後の最後まで型枠の調整や鉄筋の緊結を行っています。

そして、恒例のお清め
基礎下のごみをすべて掃除してスタートかと思いきや

型枠も掃除していいですかと言って洗い始めました。
型枠についているチョークなどがコンクリートに移っちゃうと格好悪くなるからです。
コンクリートを打設するのが目的じゃなくて、
仕上りをイメージして作業をしているのが格好いい。

ここまでだけでもすごいのに、更に上を行く光景を目の当たりにしてしまいました。
ネイティブディメンションズが採用する
基礎の1回打ちって新潟県内では普及した方ですが、全国的にはできない職人さんの方が圧倒的に多いくらい難しい作業です。
それに加えて基礎の高さが1mもあるもんだからさらに難しいんです。

基礎の高さが1mもあると通常は最初に膝くらいの高さまでコンクリートを流し込んで最後に規定高さまで流し込む順番になります。

理由はいきなり1mの高さまでコンクリートを流し込んじゃうと自重でどんどん下にこぼれてしまって、それでも無理矢理流すと最後は型枠が破裂して「はい、おしまい」ってなってしまうから。
画像は私の自宅の基礎ですが、それを防止するために2段階で打設するとなんとなく基礎の真ん中あたりで白い線が浮かび上がるんです。分かりますでしょうか。
固まった時間に差があるため柄として出てきちゃうんです。(構造的には問題ありません)見た目の問題です。

と言ってもこれに気が付く人はプロだけでしょう。

でも、今回それを消しにかかるって言うんですよ。

基礎屋さんが。

方法は一つ。
一気に規定高さまで流し込む。

いや、お前たった今破裂するゆーたやん。

事前準備も入れて5手間加えて破裂しない様に作業してました。
よって、私も静観。

すごいこだわりを見せてもらいながら無事打ち終わりました。


なかなかいい打設を見せてもらいました。
本当にありがとうございます。
格好良かったです。

そして、職人さんが最後に一言。
鈴木さんは、鹿島建設や大成建設より厳しいね。

そっか、僕もこだわり派だったみたいです。

※ちょっと今日長いけど最後におまけ
昨日の記事についてウッドステーションの塩地会長から感想をいただきました。

私の図面には毒があるらしいです。
皆さん、気をつけて!


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