ただそこにあるだけでいいのかもしれない
月がそこにあり見つめてくれる
見つめる
あふれるものをあふれるままに
流されまいと月を見る
流されたい
流れたい
学生が「悲夢」という哲学的な映画を紹介した
夢が正夢になり人が死に、自殺する
究極的な愛の真実を求め囚われ
存在を抹殺しあう
夢を彼女が生きる
そんなことはありえない
そのありえない夢と現実の境目の
人間の狂おしいまでの観念の形相を
描 . . . 本文を読む
比嘉加津夫の清田論がいいね、と詩人が言ったので、私も読んでみた。清田政信の「情念の力学」を中心に比嘉と樹乃タルオがネットで対談した中身と、『光と風の対話』を中心にして、清田の詩集を松原敏夫と比嘉が対談している。また島尾敏雄の『死の棘』を中心に[島尾敏雄論」を連載した田中眞人と比嘉の対談である。
一挙に引き込まれて読んでみた。清田神話が解けていく時代の到来を意味するのだろう。比嘉さんのセンスの方に . . . 本文を読む
一枚目はこのブログで頻繁に登場する沖縄芝居役者吉田妙子さん。
他彼女とドライブ中に撮った写真など。
また「黄金の瓜ざね」!
黄金の瓜ざねがどうなたったのか、物語は曖昧なままに終わりました。身近に黄金のオオゴマダラのさなぎを見ている最中なので、黄金の瓜がどうなったのか興味あったのですが、それは物語の小細工的なもので、それを割ってみるとか、単に表が黄金色だけの構造色だったの結末はありませんでした . . . 本文を読む
博士課程後期の授業の一つで仲程先生のご指導を受けている。氏の凄さがわかる。膨大な資料を逍遥され多くの書物に研究の成果(実のり)をすでにまとめられている方である。琉球大名誉教授。寡黙に見える方だが、そのご研究の視線の鋭さ、原民喜の研究をされ、小田切秀雄の教えを受けた氏はまた仲宗根政善氏の教えを受けられている。この授業の中で仲程氏は二つのご自分の論稿をご紹介してくださった。作品を見る視点、切り込む術を . . . 本文を読む
NHKの「私が初めて創ったドラマ」という番組の放映はちょうど吉田さんがパレット市民劇場で親泊興照氏の歌劇を上演した同じ日、NHKハイビジョンで上映された。同番組は、1月25日(木)23:45-24:10、NHK-BS2で再び上映される。妙子さんは、作・演出の山崎隆博さんから二枚のDVDをいただいたという事で翌日には見ることができたようだ。録画予約をしていなかったので良かった。二人でシュガーホールの . . . 本文を読む
親泊興照作品「報い川」と「豊年」は、新聞やテレビ、ラジオでの広告がわりと協力的であったせいか、パレット市民劇場は多くの観客が詰めかけていました。芸能担当記者もNHKもOTVさんも放映のために姿を見せていました、親泊興照芸風がよく見えてきました。またウチナーグチの語り(八木政男&吉田妙子)も実に軽快で漫才のようでした。吉田さんがウチナーグチとなると水の中の魚のように八木さんとうまがあう語りになってい . . . 本文を読む
多くの方々の参加も促しているので、ご紹介します!
(できれば鹿児島と東京のケルト関係のシンポに参加しながら、科研テーマの資料収集もできたらという思いは強くです!)
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原聖@女子美大です。
下記の通り、ケルト諸語復興をめぐるシンポジウム、ワークショップ、研究会が鹿児島と東京で開催されます。一連のイヴェントは鹿児島大学による招聘で可能になったものです。これに、私が代表をつ . . . 本文を読む
いきなり「沖縄の映画と言えば、面白い評論があったな」と詩人が言った。「宮城は鋭いからな。あいつが言う事は本当だよ」と言う。何事かと聞くと、どうも比嘉加津夫が発行している【脈】という雑誌の事らしい。手元に送られてきたのらしい。
読んでみるとたまにメールを交換する世良利和氏の琉球新報の【落ち穂】に書いたエッセイの中身を紹介し、イントロにした文章で、『沖縄映画論』(四方田犬彦、大嶺佐和編、作品社、20 . . . 本文を読む
ウチナー芝居「演」代表の吉田妙子さんは多くの映画で活躍している。ネットで「琉神マブヤー」や「天国からのエール」や「やぎの冒険」を検索したら詳しい情報が入りました。しかし映画は脇役もしっかり紹介しなければ、ですね。オバーの役や母親の役は重要ですね!若い伊良波さゆきは沖縄の「天才的歌劇作者&役者」伊良波尹吉の孫です。佐辺良和は「沖縄の玉三郎」です!組踊の女形や若衆、また琉球歌劇で見せる彼の美声と美姿は . . . 本文を読む
来る1月14日、沖縄県伝統芸能公演の一環として、ウチナー芝居「演」(代表・吉田妙子)が沖縄県伝統芸能公演実行委員会主催と共催で『親泊興照』の二つの歌劇「豊年」「報い川」を那覇市の「パレット市民劇場」で公演する!
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演目:「豊年」「報い川」親泊興照作、脚本・演出吉田妙子
日時:2011年11月14日、開場午後6:30pm、開演7: . . . 本文を読む