
そのパレスチナですが、やはりアメリカに留学中、パレスチナ人の留学生たちに出会いました。かれらは英語は得意でなくても自らの問題を1時間でも話すそのパッションが凄かったと、記憶しています。世界のあちらこちらに住んでいるパレスチナ人が、祖国≪故郷≫パレスチナを応援していますね。世界のウチナーンチュがまた手をつないで、親元の沖縄への連携も深まっています。パレスチナが独立国家にならない限り、多くの特にガザのパレスチナ人が世界の無視の中で殺されていくことを防げない状況が続きますね。
沖縄にしても、一挙に独立は厳しいかもしれませんが、そのルートを多くの沖縄の人々に知ってもらうのはいいですね。日本の議会制民主主義が沖縄の民意を踏みにじりつづけるのなら、沖縄は独自のスタンスで法的に自らの民意を実践できるコミュニティーの体制を築く方策を求めざるをえませんね。沖縄の民意を汲める日本なら日本の一地方でいいかもしれませんがー。スコットランド並の自治権はほしいですね。
香港、マカオなどの一国二制度も段階的に悪くないと思ったりするのですが、自ら何ら豊かな現在と未来をもたらさない米軍基地を全て撤去していく方法を考える必要がありますね。基地は戦争(大量殺人)の根城ですから、基地があるかぎり私達も沖縄にいて加害者ということになります。そして被害者に常になりうる危険な地政学的位置に据えつけられ続けています。
基地の負担をこれ以上増やさないと、表向き、「日米合同委員会」は、やわらかい隣人政策をとっているように見えますが、実際は強化を目論んできたのが辺野古移設です。嘉手納騒音訴訟も安保の壁に阻まれています。日本国憲法の番人は、最高判事は、安保の前で自国民であるはずの沖縄の人々を守ることができないのですね。←「構造的差別」は、もう一般常識になっているのですね。
第三、第四、第五の琉球処分と表象されつづけます。何回琉球処分を受ければいいのでしょうか?ウチナーンチュアイデンティティーは、沖縄を郷里とするすべての人々に開いていったらいいですね。ハワイでウチナーンチュでありハワイ人であり、アメリカ人を意識させる沖縄系ハワイ・アメリカン人に会いました。ハワイには親戚も知人も住んでいますが、かれらは極めてオキナワンに思えました。ルーツのアイデンティティー意識が濃厚ですよね。『沖縄独立学会』の排外主義的なところは、自らを狭めているように見えます。
将来的に沖縄系日本人、沖縄系アメリカ人、沖縄人(沖縄系地球人)が、ノーベル賞を受賞するほどに世界に貢献したり、するのでしょうね。日本は廃藩置県から135年になるのに沖縄の日本への貢献を一度も国家としても評価していませんよね。沖縄からの文化功労者は誰もいません。芸能や工芸の人間国宝はいますが、文化功労者は一人も表彰していない日本です。これだけの犠牲をはらい、戦後も沖縄独自の文芸活動などを通して世界との友愛を深めてきている沖縄の作家も芸術家もいますが、まだ日本国内で評価されていませんね。松島さん流だと、「日本に認められる必要はない」ということになるのかもしれませんね。日本国の防波堤として利用し続けるだけでしょうか?
日本には、52%の投票率で投票者の20%ほどの指示を得て国の舵取りをする政府と国会がありますが、良識を持ち、知的誠実さをもった日本人も多くいますよね。地球的(グローバル)な規模で世界倫理、安寧、平和、共同(共働)で全体の福利と可能性を模索する人と人の輪を押し広げている人々も多くいます。可能性を信じて生きたいですね。
また振り出しにもどりますが、日本そのものがアメリカの植民地的国家だと是認している方々もツイターを見る限り、いますね。アメリカの第51番目の州を目指すならそれでもいいかもしれないのですが、TPPなどの条約協定はまさにそのベクトルに見えます。治外法権の米軍基地をこれだけ容認している日本はもうカリフォルニアサイズですから、アメリカの州になって自決権を持っているというイメージになります。すると沖縄はアメリカの日本州の一つの自治区、になるのでしょうか?夜中につらつらとこんなことを考えていました。乱反射する思考ですね。深夜のカオスかな?