
戦争の加害と被害の両面性があるが、無謀な戦争に突き進んだリーダーの責任は大きい。殺された多くの命。謙虚に歴史に向きあい二度と大量虐殺の狂気(血生臭い暴風)が起こらないようにするのが人類の知恵であり進化だと思うが、現況はナショナリズムが沸騰している。ナショナリズムの嵐が収束していかざるをえないのは、もはや一国で成り立たない国のありよう。世界市民的方向性(コンセプト)がこの地球運命共同体の宿命かもしれない。アメリカの著名人のスピーチを聴くと、世界の格差や不均衡、貧困の撲滅へのスローガン的な声が聞こえてくる。世界の格差の根は深い。根と根をつなぐ果てしない取組が続いていくのかもしれない。そしていつの日か国境のない自由な境界ができていくのだろうか?EUの実験は失敗の声も聞こえる昨今だが、絶えずその時代の英知を極めて人間はよりよき社会環境を求めていかざるをえない。それをあきらめたら未来はないのよね。