「死者の書」など、 折口信夫 2010-12-03 05:35:00 | グローカルな文化現象 ミイラ取りがミイラになるように、折口の「死者の書」などめくっている。そして「身毒丸」とーー。折口信夫が無二[無比」の古代研究者であり、歌人であり、小説家であり、詩人であり、戯作者でもあったということ、その巨人のような姿が、ふと昨今、脳裏にのぼってきたロートレアモンの「マルドロールの歌」と重なってくるような「かすかな震え」を覚えている。 日本語の蛇のようなたおやかさ、というか、どうしても日本語を接 . . . 本文を読む