小惑星探査機「はやぶさ2」が地球へ届けた再突入カプセルを
見に、青少年科学館に来ました。
はやぶさ2のミッションは、大きさ900メートルの「リュウグウ」という名の
小惑星に着陸して石のかけらを採り地球に持って帰るというもの。
はやぶさ2が小惑星「リュウグウ」に着陸するためには、
ターゲットマーカーというグレーの丸いボールが展示されてるんですけど、
それを「リュウグウ」に落として着陸する位置を確認するそうです。
小惑星「リュウグウ」の地面?がボコボコしてるから、着陸しやすいように、
クレーターを作って着陸するんです。
そのために、爆弾を使うのですけど、はやぶさ2自身も?危ないので、
りゅうぐうの反対側に隠れているそうです。
はやぶさから出ている長い筒みたいのは、ここから爆弾を使って
小惑星「リュウグウ」の表面に穴をあけて(人類初)
石のかけらをゲットしたそうです。
地下に眠る新鮮なカケラを掘り起こしたんですね。
「はやぶさ2」は、1年半も小惑星「リュウグウ」を探査して地球に帰ってきました。
2020年12月15日に「リュウグウ」の石のカケラが入ったカプセルを母船から分離しました。
カプセルの部分だけが、地球の大気圏に再突入してオーストラリアの砂漠に帰還しました。
それもちゃんとパラシュートをつけて。
2010年の「はやぶさ」は、カプセルと一緒に母船本体も一緒に地球に突入しましたが、
今度の「はやぶさ2」は、ちがいます。
「リュウグウ」の石のかけらが入ったカプセルを地球に届けるという
任務を終えると、地球にさよならを言ってまた旅立ちました。
2031年、「1998KY26」という惑星に到着予定です。
この惑星は要注意で、地球に隕石として降ってくるそうです。
ですから、今度のミッションはかなり重要なものになりますね。
「がんばれ!はやぶさ2」