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東野圭吾「使命と魂のリミット」

2006-12-16 | 東野圭吾
昨日更新できなかったので、今日は更新しています。



東野圭吾と言うだけで、4.0以上はつけたくなる(笑)読ませる作家、読みやすい



作家、やっぱりうまいぞ東野圭吾!! 彼の最新作医学サスペンス巨編です。



ページをめくる手がとまらず、一気に読んじゃいました。



氷室夕紀は帝都大の心臓血管外科の研修医。病で父を亡くしたため、医者を目指し



た。父のような人を助ける目的以外に、彼女にはもう1つの大きな動機があった。 



今回は医学物ということで、この作家かなり頑張られてます。



病気についても分かりやすかった。



交錯する見えない糸。緻密に計算されたストーリー展開。



患者の家族のこと・それぞれの過去・現代の問題点などを、物語にさりげなく



入れているところなんぞ、さすが東野圭吾です。



謎解き物ではありません。半ばにはたいがいピンときます(笑)



展開がリアルに目に浮かびますね。ホロリともさせんますよん。



それぞれに、かせられた使命とは。



医療物ですが、東野圭吾お得意の分野も勿論出てきます。



それにしても、東野圭吾に出てくる刑事は、どうしてこんなに魅力的なのー。


 
途中から登場の浅黒く細身の一匹狼、警視庁の七尾行成。年齢40歳前後。



ドラマだったら、佐藤浩市、真田広之あたりでお願いしたいです(笑)



ただ、ちょっときれい事な気がしてしまって...。読者としては、もうひとひねり



欲しかったですね。とは言え、やっぱり面白かったです。5点中4.0点


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは! (molly)
2006-12-16 22:20:16
久し振りにおじゃまします。快調なペースで、新刊もどんどん読んでいらっしゃって、羨ましい限りです。速読術とか体得されているのですか?
「使命と魂のリミット」面白そうですね。私の行く図書館は新刊が入るのが他所より遅いので、タイミングよく予約を入れると「まさか!!!」と思う程早く借りられます。これからしばらく、こまめに新着図書を
チェックしようと思います。
「モノレールねこ」12/13日経新聞の夕刊でほめてました。書評より早くnaruさんのブログで知るってすごいですね。
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私も読みました (ひろ)
2006-12-17 00:29:41
其々の職務に課せられた使命があると言う事主人公の父親が取った職務としての使命、医師としての使命、看護師の使命、どんな職務にも使命があると言いたかったのかな。東野さんらしい読者に問いかけですよね。医療にかんしてもかなり詳細に描かれてます。そのまま映像化可能みたいですね。刑事役は佐藤浩市さんでユキ役は
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コメントが途中でした (ひろ)
2006-12-17 09:21:09
コメントが途中でした^_^;

主人公、ユキは中谷美紀さん、西園教授は渡 徹夜さん七尾刑事は佐藤 浩市さん辺りでどうでしょうか?ストーリーが確りしているからそのまま映像化出来そう。命の重さ、タイムリミットの緊張感が伝わる一冊でした。使命の放棄が医療ミス、企業のリコール事故へつながるのでしょう…

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Unknown (naru)
2006-12-18 19:50:58
>mollyさま

こんばんは。おひさしぶりです♪読むのは少しだけ早いのですが、忘れるのも早いので、自慢にはなりません(笑)シリーズ物だと、前作すっかり忘れてて困ります。『使命と魂のリミット』オススメします。ぜひ借りて下さい。謎解きはないのですが、とっても面白かったですよ。現代の問題点を、さりげなく小説に取り入れるところは、さすが東野圭吾です。『モノレールねこ』も良かったのでぜひ...。加納さんは初めて読みましたが、優しい物語が多かったです。イラストもとっても可愛いですよ。

>ひろさま

こんばんは。来訪&コメントありがとうございます。やはり作者は、それぞれに使命があるということを、伝えたかったのだと、私も思いました。ちょうど録画していたテレビ番組で、大動脈瘤をやっていたので、タイムリーで、小説がとてもリアルに感じられました。映像化いいですね。ひろさんの言うとおり、素顔が美人で知的と言えば、中谷美紀さん以外いないでしょう!!西園教授はクロかシロか分からないと言うことで、私は原田芳雄さんが浮かびました。渡さんでもOKですね。直井役は堺雅人でいかがでしょうか(笑)唯一残念だったのは、動機がちょっとうすいかな...と..。もうひとひねりあれば、完璧だったと思います。
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