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池井戸潤 『株価暴落』

2007-05-03 | 池井戸潤
主人公は白水銀行審査部の板東洋史。

巨大スーパーの一風堂を襲った連続爆破事件。

一風堂の業績は悪化しつづけ、株価は大暴落。

それは白水銀行の業績をも直撃する事態であった。

犯人の動機は? 過去の出来事と、何か関係があるのか?

疑問を抱いた板東は、独自に事件について調べ始めるのだが…。


BEEさんのトコロで紹介されていたこの作品、読んでみました。

さて感想です。


きゃ~。

一匹狼のハードボイルドな板東が、かなりかっこいい~っす(笑)

企画部の二戸や総務部の波田など、銀行内部にも敵がいっぱいで…。

しかもあっちこっちから押し寄せる問題。

どうする板東!! どうなる一風堂!!


理解したかは別にして、株や銀行のことも分かりやすく描かれています。

「ええっ」と思うところもあるのですが、ホント彼の作品はページを

めくる手が止まらないねぇ(笑)

銀行を舞台に、ここまで面白く描けるのは、さすがだなぁ…と。

理不尽な奴のモデルって絶対いるんだろうな。

池井戸氏は銀行時代さそがしムカツク上司や客がたくさんいたに違いない(笑)

空飛ぶタイヤ』には及ばずとも、とても楽しめた作品でした。★★★★


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も (BEE)
2007-05-05 21:33:41
こんばんは。
私も文才があれば職場経験を生かして
小説のひとつくらい書いてみたいものですが、
いかんせん文才がなさすぎます~。
その点、銀行を辞めてもこれだけの
作品が書ける池井戸さんは
「つぶしがききすぎる」人物って
ところでしょうか(笑)
あぁ、夢の印税生活~。
返信する
夢の印税生活 (naru)
2007-05-06 00:16:26
BEEさん こんばんは~♪
いえいえ何をおっしゃる。BEEさんは文才ありますよ~。感想は的確だし。一度書いてみられては。才能が開花するかも。私が書くとすると暴露本くらいですが、世間に暴露するほどのネタはもってないしな~(笑)池井戸さん このままいくと今後賞取るでしょうねぇ。印税生活いいっすねぇ~。働かないスローライフに憧れる私です。まぁ現実は「働かざるもの食うべからず」ですが(笑)

おっと。この本についてですが...。
板東かっこよかったですよね。また別の作品で、板東を登場させて欲しいものです。
返信する

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