~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

シベリウス作曲の交響詩「フィンランディア」

2010-09-25 07:36:43 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

今日は、フィンランドの作曲家ジャン・シベリウス作曲の交響詩「フィンランディア」を紹介します。

シベリウスが「フィンランディア」を作曲した頃(1899年)のフィンランドは、
帝政ロシアの圧政に苦しめられていて、独立運動が起こっていました。
帝政ロシア政府は、この曲がフィンランドへの愛国心を沸き起こすとして
この曲を演奏することを禁止したほどです。

確かに前半は暗い時代を連想させる曲想です。
そして、後半の静かな美しいメロディーとテンポの速い力強い曲想は、
独立を予感させる明るさを感じます。
シベリウスの祖国を想う気持ちが表現されています。

 
それから、私的な話になりますが、この曲には、別の思い出があります。
長女が、結婚する前、あるオーケストラに参加していて、パーカッションを担当していたのです。
そして、結婚する直前の最後の演奏会に、この曲を演奏したのです。
演奏の参考にするため、私の持っている演奏を何回も聴いていたのを思い出します。

 
さて、私のライブラリは次の通りです。
 【1】マルコム・サージェント指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(LP)
 【2】ホルスト・シュタイン指揮 スイス・ロマンド管弦楽団(LDからダビング)
 【3】コリン・デイヴィス指揮 ボストン交響楽団(CD)
 【4】ホルスト・シュタイン指揮 NHK交響楽団(テレビから録画)
 【5】ウラディーミル・アシュケナージ指揮 フィルハーモニア管弦楽団(テレビから録画)

シベリウス:交響曲第2番
演奏が一番好きなのは、
【3】の コリン・デイヴィスさんが指揮したものです。

デイヴィスさんの交響曲第2番も名演です。

CDはこの2曲がカップリングになっていますので、
これは、お奨めです。



と言いながら、私が観聴きして一番印象的だったのは、
【2】のホルスト・シュタインさんの演奏です。

「名曲アルバム」のレーザーディスクで、
映像と一緒に、この曲の歴史的な経緯のクリップが流されます。
そのため、印象が強いのです。


シベリウスの交響詩「フィンランディア」。フィンランドの熱い魂が感じられる素敵な曲です!
 

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