~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

ヒラリー・ハーンさんのブラームス/ヴァイオリン協奏曲

2015-04-25 07:38:27 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

今日は、先週NHKの”クラシック音楽館”で放送された『エサ・ペッカ・サロネン指揮 フィルハーモニア管弦楽団演奏会』とそこで演奏されたヒラリー・ハーンさんのブラームス/ヴァイオリン協奏曲についてです。

イギリスの名門オーケストラであるフィルハーモニア管弦楽団が、首席指揮者エサ=ペッカ・サロネンとともに来日し、生誕150年のシベリウスの曲を中心に取り上げた演奏会です。

   『エサ・ペッカ・サロネン指揮 フィルハーモニア管弦楽団演奏会』
  1.シベリウス/交響詩「四つの伝説」op.22から 「トゥオネラの白鳥」
  2.ブラームス/バイオリン協奏曲ニ長調op.77
  3.シベリウス/交響曲第5番変ホ長調op.82
  (アンコール)
  4.シベリウス/悲しきワルツop.44-1
      独奏:ヒラリー・ハーン
      指揮:エサ=ペッカ・サロネン
      管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団
      収録:2015年3月4日 サントリーホール
シベリウス:交響曲第5番、交響詩「フィンランディア」&悲しきワルツ他
私は、サロネンさんの指揮を聴くのは初めてです。
名前だけは聞いたことはあるのですが・・・

調べてみると、Appleがこのエサ=ペッカ・サロネンさんを起用してiPadのCMを流しているようです。
(私はテレビのCMをあまり見ないので、テレビで流れていたのかは知りません)

それくらい実力がある指揮者であることは、その指揮を見て、そして交響曲第5番の音楽を聴いて実感しました。
(でも、私は第2番が好きなので、第2番を指揮してほしかった・・・)

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 他
さて、ヒラリー・ハーンさんです。

彼女は、若いのにもうベテランの域に達している素晴らしい女性ヴァイオリニストですね。
このブラームス/ヴァイオリン協奏曲を聴いても感心してしまいました。

この曲、彼女の得意な曲の一つのようです。
CDでも名演が出ています。

ブラームスというと、武骨で男性的というイメージがまず浮かんできます。
でも、私はブラームスのやさしいというかロマンチックな面が垣間見られる曲も大好きです。
協奏曲でいえば、ピアノ協奏曲第2番やこのヴァイオリン協奏曲です。

そうです。このヴァイオリン協奏曲は、ダイナミックな面とロマンチックな面を兼ね備えた名曲です。

ハーンさんは、あの細い体で(前よりは少しよくなったかな?)その両面をうまく弾き分けています。
すごいです。
本当にもう巨匠の域ですね。

いい演奏を見せて(魅せて)もらいました。