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狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

兵庫陶芸美術館にて〈ルネ.ラリック展〉を見てきました。

2022-11-23 11:37:20 | 美術・芸術・絵画教室

昨日は、膝を骨折したときに病室で友達になったTさんと

兵庫陶芸美術館で開かれている〈ルネ.ラリック展〉を見てきました。

 

『ルネ・ラリックは1860年生まれのフランス人で

宝飾デザイナー、ガラス工芸家として

アールヌーボー、アールデコの両時代にわたって活躍した作家です。

前半生はアール・ヌーヴォー様式の金細工師・宝飾デザイナーとして活躍し、
 
その分野で名声を得ていました。
 
金細工師・宝飾デザイナー時代から、ガラスをパーツに用いていましたが、
 
ガラス工場の経営者に転進するのは50歳を過ぎてからです。』
 
 
昔、日曜美術館でルネ・ラリックを見てからずっと好きだった作家です。
 
その作品は繊細で優美、抒情的
 
写真の撮影が許可されていたのでたくさん撮ってきました。
 
一部ですが貼らせていただきます。
 
テーブルセンターピース〈三羽の孔雀〉
 
花瓶〈バッカスの巫女〉
 
花瓶〈蝶〉
 
花瓶〈つむじ風〉
 
 
立像〈スザンヌ〉スザンヌは娘さんの名前でもあります。
 
円形大型蓋物〈二人のレシーヌ〉レシーヌはその美しい歌声で水夫を水の中に誘い込む
神話の中の生き物
 
香水瓶  ラリックは香水瓶もたくさん作っています。
 
香水瓶〈彼女らの魂〉
 
中型常夜灯〈キューピッド〉香りの液を入れるところがあっていい香りがするようです。
 
シールペルジュ花瓶〈西洋さんざし〉
 
ラリックの作品はほとんどがプレス成形のような手法で大量生産されていますが
シールペルジュは、たった一つしか作れない手法で貴重な作品です。
 
西洋さんざしの下絵、ラリックの手描きです。
 
ラリックの作品販売の時に配られた招待状
招待状がこんなに素敵なガラスの作品だなんて!
 
テーブルアクセサリーの一種
チョークでその日のメニューを書き込み、客人の手元に置かれた
〈マスカットぶどう〉
 
すべてがラリックのガラス工芸でしつらえてあるテーブルセッティング
 
酒用グラスセット
 
写真立て〈セキレイ〉他
セキレイのデザイン画
 
灰皿〈うさぎ〉
勿体なくて使えない
 
カーマスコット
車本体のボンネットの鼻先にあったラジエーターキャップに飾られる装飾らしいです。
 
こんな感じ↓
画像は〈外車王〉さんからお借りしました。
 
とにかくいろいろな種類の生活に根差したガラス作品を作ったラリック
その人生でデザインした作品は4300点だそうです。
すごい才能とエネルギーですね。
 
素晴らしいラリックの世界を堪能しました。
 
兵庫陶芸美術館がある丹波篠山市は、自然豊かな所でしたが
交通の便はいまひとつで
電車もバスも2~3時間に一本((+_+))
ここは車で来た方が良さそうです。
 
駅前にはお食事する所もないみたいで
仕方なくまた梅田まで戻って2時過ぎから昼食を食べました。
次回はお弁当持ちかな?
 
 
 
 
 

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