東岡町についてもう少し。
伝聞によると、東岡町は、売防法施行後もしばらく同じような商売をつづけていたらしい。
町内に点在する旅館跡が、じつはそういう場所だったのか、いまとなってはわからない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0b/6b/5e32ce8be49aabcda187039012872fab_s.jpg)
旅館の看板がそのまま残る二軒。
Googleマップにはいまも旅館名が記されているが、どちらも現役の気配は感じられない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/7d/ef06dab4bba2829eaaf424a6ba4e70de_s.jpg)
空き地にタイルが残っていた。丸いタイルはめずらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/46/db6e6cc77bfebd738440381b4e7049b6_s.jpg)
洋風の面格子と和風の出格子の競演。
じっと見ていると、なんだか合成写真のように思えてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/29/55/5f983e491aadb3d43bc4e6fd44aacf5a_s.jpg)
小型のかまどと細長い煙突。なんの設備だろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/14/e1/84de4f95a30fed653a09c9c110e4b5d7_s.jpg)
おそらく当時の建物ではないと思うが、山路文のタイルが気に入って撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/69/d8/41999862fd5a91dd3223b3d6cc0d18d7_s.jpg)
踏切(近鉄橿原線)の向こうに、カフェーのような建物が見える。気になる外観をしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/11/25/4bb35af335a3abf4cce5e121792602d4_s.jpg)
踏切を渡り、近づいてみると、それは和と洋が合体した不思議な建物だった。
遺構である可能性も否定できないが、自分の直感を信じるなら、おそらく関係あるまい。
伝聞によると、東岡町は、売防法施行後もしばらく同じような商売をつづけていたらしい。
町内に点在する旅館跡が、じつはそういう場所だったのか、いまとなってはわからない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/0f/ecdf7b37050963c7be407be538044219_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0b/6b/5e32ce8be49aabcda187039012872fab_s.jpg)
旅館の看板がそのまま残る二軒。
Googleマップにはいまも旅館名が記されているが、どちらも現役の気配は感じられない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/7d/ef06dab4bba2829eaaf424a6ba4e70de_s.jpg)
空き地にタイルが残っていた。丸いタイルはめずらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/46/db6e6cc77bfebd738440381b4e7049b6_s.jpg)
洋風の面格子と和風の出格子の競演。
じっと見ていると、なんだか合成写真のように思えてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/71/dd/0700ccd41527eb58fdf76759a0f0d27f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/29/55/5f983e491aadb3d43bc4e6fd44aacf5a_s.jpg)
小型のかまどと細長い煙突。なんの設備だろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/14/e1/84de4f95a30fed653a09c9c110e4b5d7_s.jpg)
おそらく当時の建物ではないと思うが、山路文のタイルが気に入って撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/69/d8/41999862fd5a91dd3223b3d6cc0d18d7_s.jpg)
踏切(近鉄橿原線)の向こうに、カフェーのような建物が見える。気になる外観をしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/64/41/cf33f3789b355375f26544d08a9f72af_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/11/25/4bb35af335a3abf4cce5e121792602d4_s.jpg)
踏切を渡り、近づいてみると、それは和と洋が合体した不思議な建物だった。
遺構である可能性も否定できないが、自分の直感を信じるなら、おそらく関係あるまい。
遊廓→赤線
昭和5年ごろ、業者数21、娼妓数190
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/d8/f37eebe98140dd6a8f14d182635948e0_s.jpg)
[左]迫力のある三階建て。明らかに廃墟化しており、玄関はひどいありさま。
[右]格子の奥にこんな趣向が残っていた。すりガラスに薔薇が描かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2d/a9/03435219bc0358daca2c09895e4122fd_s.jpg)
大理石の城を連想させる重々しいデザインが印象的。
和風の三階家を改築してこういう姿になったようで、三階には美しい格子が連なっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4b/d7/42dd6dd2e4395a1224fbc91c46886dda_s.jpg)
居酒屋として余生を過ごしていたとおぼしき和風建築。一部が三階建てになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/ed/0374568ab5b36810ee29f5b2d75f357d_s.jpg)
奥から正面に向かって、一階、二階、三階、と階数が上がっていく。
正面を立派に見せるという意図はもちろん、採光も考慮に入れて設計されたのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/68/dc/669130ff9eb9201c5a82574abf5805a3_s.jpg)
腰にスクラッチタイルが施されている。カフェー的な風情も感じられるが、確信は持てず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/18/8e/6e19f33ca1cf9f1c07519d337fd33518_s.jpg)
三層楼が軒を並べる。洞泉寺町を含め、大和郡山では三階建てが標準だったようだ。
右の建物は、青い壁、タイル、出格子、組子欄間といった意匠で構成されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3a/79/14006ebc8445e52a1a8c4fcd2d41c237_s.jpg)
しゃれた外灯がきれいに形状をとどめている。「吉乃」は屋号だろう。
昭和5年ごろ、業者数21、娼妓数190
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/04/a5/94a8a3f2ea04de4668132a299fcbb1ff_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/d8/f37eebe98140dd6a8f14d182635948e0_s.jpg)
[左]迫力のある三階建て。明らかに廃墟化しており、玄関はひどいありさま。
[右]格子の奥にこんな趣向が残っていた。すりガラスに薔薇が描かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5d/a1/a1933556dfdd7502a85e8dd441597a48_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2d/a9/03435219bc0358daca2c09895e4122fd_s.jpg)
大理石の城を連想させる重々しいデザインが印象的。
和風の三階家を改築してこういう姿になったようで、三階には美しい格子が連なっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7f/3d/2e02b0efb2dcbbca0e95763ba4401169_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4b/d7/42dd6dd2e4395a1224fbc91c46886dda_s.jpg)
居酒屋として余生を過ごしていたとおぼしき和風建築。一部が三階建てになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/ed/0374568ab5b36810ee29f5b2d75f357d_s.jpg)
奥から正面に向かって、一階、二階、三階、と階数が上がっていく。
正面を立派に見せるという意図はもちろん、採光も考慮に入れて設計されたのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/68/dc/669130ff9eb9201c5a82574abf5805a3_s.jpg)
腰にスクラッチタイルが施されている。カフェー的な風情も感じられるが、確信は持てず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/57/92/a4748d4fc7e8c01828ccd7307e898502_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/18/8e/6e19f33ca1cf9f1c07519d337fd33518_s.jpg)
三層楼が軒を並べる。洞泉寺町を含め、大和郡山では三階建てが標準だったようだ。
右の建物は、青い壁、タイル、出格子、組子欄間といった意匠で構成されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3a/79/14006ebc8445e52a1a8c4fcd2d41c237_s.jpg)
しゃれた外灯がきれいに形状をとどめている。「吉乃」は屋号だろう。
遊廓→赤線
昭和5年ごろ、業者数17、娼妓数150
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/03/9e/080bbe0ec9b318316211ad11b9eaaba3_s.jpg)
洞泉寺町にたどり着いた時、まず目につくのがこの一軒。
二階を見ると、何かを載せる台座のような謎の張り出しが二つ。これはなんだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/06/0fb1ce48455a46b5265ed1f4a0a7bb39_s.jpg)
かなり奥行きのある物件。軒下に残る照明は、ほかの建物でも同種のものが見られる。
気になるのは三階の櫓のような部分。アングルが厳しく、全体を撮影できなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/fb/6d46294d1af48576c268f65c384a4d9a_s.jpg)
定番の出格子に組子欄間。組子の模様は網代柄をモチーフにしたものだろうか。
見上げると三階建てであることがわかる。最上階まで張られた格子が美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/53/073cc22df34c9b24a7c2ec7ccb84f2e0_s.jpg)
こちらも三階建て。三階建てならではの迫力と、格子の繊細な造りが絶妙なバランス。
手入れのよさも加わって、その眺めは格別だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/e1/3fe2cd16f0ba234d1645088d00afe587_s.jpg)
上記の建物の側面。くり抜かれた三連のハートが強烈な存在感を放っている。
いまの感覚で見れば明らかにハートだが、当時はどのようなニュアンスだったのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/e0/f1da22c8e31187ec477b22b5b3900b8d_s.jpg)
[左]相当な規模だが、右奥は住居かもしれない。二重庇が家屋に風格を与えている。
[右]玄関と格子窓。格子の太さが左右でまったく違うのがおもしろい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/a0/b47dacbdf9dc3368e042dbb4797a9285_s.jpg)
上記建物の門上の瓦。珍品ともいえる魚の瓦だが、なんの魚かわからない。
体型的に近いのは鯛、口ひげの特徴を持つのは鯉、産地として有名なのは金魚。
個人的にはこの土地ならではの金魚を推したいところだが、はたして。
昭和5年ごろ、業者数17、娼妓数150
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/5e/c571ce74d5702e1d32fc2178a04666aa_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/03/9e/080bbe0ec9b318316211ad11b9eaaba3_s.jpg)
洞泉寺町にたどり着いた時、まず目につくのがこの一軒。
二階を見ると、何かを載せる台座のような謎の張り出しが二つ。これはなんだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/06/0fb1ce48455a46b5265ed1f4a0a7bb39_s.jpg)
かなり奥行きのある物件。軒下に残る照明は、ほかの建物でも同種のものが見られる。
気になるのは三階の櫓のような部分。アングルが厳しく、全体を撮影できなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/68/13/7af9a86def891863d22fe774d032c32a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/fb/6d46294d1af48576c268f65c384a4d9a_s.jpg)
定番の出格子に組子欄間。組子の模様は網代柄をモチーフにしたものだろうか。
見上げると三階建てであることがわかる。最上階まで張られた格子が美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/53/073cc22df34c9b24a7c2ec7ccb84f2e0_s.jpg)
こちらも三階建て。三階建てならではの迫力と、格子の繊細な造りが絶妙なバランス。
手入れのよさも加わって、その眺めは格別だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/e1/3fe2cd16f0ba234d1645088d00afe587_s.jpg)
上記の建物の側面。くり抜かれた三連のハートが強烈な存在感を放っている。
いまの感覚で見れば明らかにハートだが、当時はどのようなニュアンスだったのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/4a/aa59d41b87b2dbed4dfa04f39e402402_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/e0/f1da22c8e31187ec477b22b5b3900b8d_s.jpg)
[左]相当な規模だが、右奥は住居かもしれない。二重庇が家屋に風格を与えている。
[右]玄関と格子窓。格子の太さが左右でまったく違うのがおもしろい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/a0/b47dacbdf9dc3368e042dbb4797a9285_s.jpg)
上記建物の門上の瓦。珍品ともいえる魚の瓦だが、なんの魚かわからない。
体型的に近いのは鯛、口ひげの特徴を持つのは鯉、産地として有名なのは金魚。
個人的にはこの土地ならではの金魚を推したいところだが、はたして。
貝塚探索のつづき。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6d/40/10d67c78be7e1025eff3abae591a52ec_s.jpg)
[左]和洋折衷の建物。張り出したうだつ、窓の出っ張り、ささやかな洋瓦が特徴。
[右]奥の入口が相当古そうに見える。元和風建築を洋風に改築したのかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/27/6b65ea8a9779f7c60e4a66dc554a7e55_s.jpg)
和のテイストも感じられるカフェー建築。腰がスクラッチタイル張りになっている。
ひし形の飾り窓と不自然な二つの入口が、ただの住宅ではないことを物語っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/b0/bc1e88439c63fd23d0c85ebd132c38b3_s.jpg)
カフェー調の外観に一瞬これはと思ったが、改装にしても新しすぎるような気がする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/38/52/c042cadf1cc97e13bae24b2a742d0342_s.jpg)
和風建築の正面をカフェー風に改めたもののようだ。二階には和風の格子がそのまま。
カフェー調の上の部分が、非常に微妙なカーブを描いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/42/99/7e5d0de92db0f38e22baef73907052cc_s.jpg)
かなりリフォームされているが、独特のうだつや玄関脇のアールにかつての面影が残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2e/bc/07e4bfacf56c699f5c27ac24169ef516_s.jpg)
界隈随一の存在感を放つ現役料亭。建物も立派なら、見越しの松もまた美しい。
歴史を感じさせる景観で、気軽に入れる雰囲気ではないが、いつか入ってみたいものだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/73/100756ebe7dd3748f818a42732ee94f6_s.jpg)
連続するアーチ窓が象徴的なカフェー建築。左のほうには和風の意匠も見て取れる。
入口脇のタイルが鮮やかだが、タイルがこの部分にしか見られないのは不思議だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/28/3276e4e8da556ea9e177b934e2f59a26_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6d/40/10d67c78be7e1025eff3abae591a52ec_s.jpg)
[左]和洋折衷の建物。張り出したうだつ、窓の出っ張り、ささやかな洋瓦が特徴。
[右]奥の入口が相当古そうに見える。元和風建築を洋風に改築したのかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/e9/c7e39ea29ffdce50692bad5435ce6167_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/27/6b65ea8a9779f7c60e4a66dc554a7e55_s.jpg)
和のテイストも感じられるカフェー建築。腰がスクラッチタイル張りになっている。
ひし形の飾り窓と不自然な二つの入口が、ただの住宅ではないことを物語っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/b0/bc1e88439c63fd23d0c85ebd132c38b3_s.jpg)
カフェー調の外観に一瞬これはと思ったが、改装にしても新しすぎるような気がする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/71/41f63bafc910206d7a40e8e5cb5bd443_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/38/52/c042cadf1cc97e13bae24b2a742d0342_s.jpg)
和風建築の正面をカフェー風に改めたもののようだ。二階には和風の格子がそのまま。
カフェー調の上の部分が、非常に微妙なカーブを描いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/42/99/7e5d0de92db0f38e22baef73907052cc_s.jpg)
かなりリフォームされているが、独特のうだつや玄関脇のアールにかつての面影が残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/30/c1/781e33b8cb5e4ea17a2bcfd5b5cd5b3f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2e/bc/07e4bfacf56c699f5c27ac24169ef516_s.jpg)
界隈随一の存在感を放つ現役料亭。建物も立派なら、見越しの松もまた美しい。
歴史を感じさせる景観で、気軽に入れる雰囲気ではないが、いつか入ってみたいものだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/02/8d/a7e45ffda61ec98979db33a075ab027e_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/73/100756ebe7dd3748f818a42732ee94f6_s.jpg)
連続するアーチ窓が象徴的なカフェー建築。左のほうには和風の意匠も見て取れる。
入口脇のタイルが鮮やかだが、タイルがこの部分にしか見られないのは不思議だ。
遊廓→赤線
昭和5年ごろ、業者数43、娼妓数270
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4a/f1/8360f767d423f0283f537214ed59ad62_s.jpg)
二階の下窓に施された、かぼちゃを模したような彫り抜きがおもしろい。
腰まわりはタイル張り。ひかえめな色あいが、和風のこの建物と調和している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/40/44/502c4600579163a4aa21dcd00da8ca66_s.jpg)
[左]上記物件の側面。中庭は見栄えのよさだけでなく、採光や通風に効果を発揮する。
[右]門の奥に「わかたけ」の屋号が。植物の透かし彫りは、竹の葉とたけのこか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/03/30a2b958bbd0a1b6e7c898cde1922d65_s.jpg)
旅館風の建物。玄関脇に看板か照明灯だったとおぼしきポールが残っている。
二階の装飾は謎だが、この装飾によって印象的な建物になっているのは間違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/69/a5/eed3b87791f4e9c1ac54b84e720efe60_s.jpg)
等間隔に並ぶ凹凸、突出部に貼られた黒タイル、同じ形状の窓が特色のカフェー建築。
玄関まわりの赤タイルが彩りを添えている。床には色あせた市松模様のタイルが残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6c/8a/3b4387c4205944a7a81e4df5b5ab9856_s.jpg)
年季を感じさせる和風建築。窓を見ると、奥の桟が凝っているのが確認できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/04/66/8d2dec20feedad05551efef947c1e26c_s.jpg)
[左]上記の物件の奥のほう。鉄平石が映える居酒屋風のたたずまい。
[右]とんでもない角度の入口にびっくり。プレートの文字は読み取れなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/19/8edcef6cdb161e221f4aad5929d651cd_s.jpg)
二階全面を覆う型破りな格子。おもしろいというより、慄然に近いものを感じる。
まるで誰かが脱走するのを恐れているかのようだ。というのは考えすぎだろうか。
昭和5年ごろ、業者数43、娼妓数270
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4a/f1/8360f767d423f0283f537214ed59ad62_s.jpg)
二階の下窓に施された、かぼちゃを模したような彫り抜きがおもしろい。
腰まわりはタイル張り。ひかえめな色あいが、和風のこの建物と調和している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/57/12/2d75480330968eb3ee5453b00a529908_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/40/44/502c4600579163a4aa21dcd00da8ca66_s.jpg)
[左]上記物件の側面。中庭は見栄えのよさだけでなく、採光や通風に効果を発揮する。
[右]門の奥に「わかたけ」の屋号が。植物の透かし彫りは、竹の葉とたけのこか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/c1/cfb6a20965c1e6f87445ae9d76c61282_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/03/30a2b958bbd0a1b6e7c898cde1922d65_s.jpg)
旅館風の建物。玄関脇に看板か照明灯だったとおぼしきポールが残っている。
二階の装飾は謎だが、この装飾によって印象的な建物になっているのは間違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0f/5e/7ac8a5267ba7b77a019cde79b4a3f47e_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/69/a5/eed3b87791f4e9c1ac54b84e720efe60_s.jpg)
等間隔に並ぶ凹凸、突出部に貼られた黒タイル、同じ形状の窓が特色のカフェー建築。
玄関まわりの赤タイルが彩りを添えている。床には色あせた市松模様のタイルが残る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/e1/e091102ac079bee4838ba0773946a827_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6c/8a/3b4387c4205944a7a81e4df5b5ab9856_s.jpg)
年季を感じさせる和風建築。窓を見ると、奥の桟が凝っているのが確認できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/79/4f/6e3819fcd0c888f79a5adcd960e57bd0_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/04/66/8d2dec20feedad05551efef947c1e26c_s.jpg)
[左]上記の物件の奥のほう。鉄平石が映える居酒屋風のたたずまい。
[右]とんでもない角度の入口にびっくり。プレートの文字は読み取れなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/19/8edcef6cdb161e221f4aad5929d651cd_s.jpg)
二階全面を覆う型破りな格子。おもしろいというより、慄然に近いものを感じる。
まるで誰かが脱走するのを恐れているかのようだ。というのは考えすぎだろうか。
さらに今里をうろうろ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/5c/72b7ec6c269648bc4bfbb28d2fe4ab4d_s.jpg)
塀のような壁が二階を覆う。撮影時は改築の一種だろうと大して気に留めなかったが、
あらためて写真で見るとかなり異様だ。じっくり観察しなかったのが悔やまれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0d/de/f9ae56cd2d044d9fd490dc9c0b6690eb_s.jpg)
石材の使い方に目を見張った。一階の腰の石材は普通の石のように見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/ec/ec4023b736ed2413810450696f00dce5_s.jpg)
気になった二軒。二階の軒下の造りがよく似ている。
緑青色は錆びのせいかもしれないが、このふくらみはどういった趣向なのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/94/d7cf588601d3ac429440fb5e4ceb8c2f_s.jpg)
淡い色彩と薄手の木材が、建物の軽妙なムードを生み出しているようだ。
手前の植え込みはかなり成長している様子。昔は遊客の往来を眺めていたのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/45/66/5ad46e075954f86738d502dfca67489b_s.jpg)
十字路にて、複数の建物を視野に入れながら何度かシャッターを切る。
気のせいか、角地の建物は、昔のまま建て替えられていない確率が高いように思えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/f8/14518f746802bb12b8f0ad884893c8e8_s.jpg)
ふたたび黒タイルの建物。そういえば、カラフルなタイルの建物はまったく見あたらない。
今里全体で統一の意向があったとしたら興味深いが、そのような趣旨はないのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5a/7a/0b32eda85c38b0e1d08a52c18f064a03_s.jpg)
さらに黒タイル。飴色のタイルが存在を主張するも、それ以上に黒タイルが際立っている。
今回は現役の界隈のみを歩いたが、かつての今里は、もっと広範囲に及んでいたようだ。
また訪れる機会があったら、今度はもっと範囲を広げて歩いてみたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/5c/72b7ec6c269648bc4bfbb28d2fe4ab4d_s.jpg)
塀のような壁が二階を覆う。撮影時は改築の一種だろうと大して気に留めなかったが、
あらためて写真で見るとかなり異様だ。じっくり観察しなかったのが悔やまれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0d/de/f9ae56cd2d044d9fd490dc9c0b6690eb_s.jpg)
石材の使い方に目を見張った。一階の腰の石材は普通の石のように見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1e/f1/8d05056675044e9258f0d935e9fb2e01_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/ec/ec4023b736ed2413810450696f00dce5_s.jpg)
気になった二軒。二階の軒下の造りがよく似ている。
緑青色は錆びのせいかもしれないが、このふくらみはどういった趣向なのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4f/2f/856777056164b49c40e96edd1154f497_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/94/d7cf588601d3ac429440fb5e4ceb8c2f_s.jpg)
淡い色彩と薄手の木材が、建物の軽妙なムードを生み出しているようだ。
手前の植え込みはかなり成長している様子。昔は遊客の往来を眺めていたのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6e/71/fd8490de45abfabfe748f33b4a839043_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/45/66/5ad46e075954f86738d502dfca67489b_s.jpg)
十字路にて、複数の建物を視野に入れながら何度かシャッターを切る。
気のせいか、角地の建物は、昔のまま建て替えられていない確率が高いように思えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/f8/14518f746802bb12b8f0ad884893c8e8_s.jpg)
ふたたび黒タイルの建物。そういえば、カラフルなタイルの建物はまったく見あたらない。
今里全体で統一の意向があったとしたら興味深いが、そのような趣旨はないのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/db/0046541af4af64c2b2cf537108434aa1_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5a/7a/0b32eda85c38b0e1d08a52c18f064a03_s.jpg)
さらに黒タイル。飴色のタイルが存在を主張するも、それ以上に黒タイルが際立っている。
今回は現役の界隈のみを歩いたが、かつての今里は、もっと広範囲に及んでいたようだ。
また訪れる機会があったら、今度はもっと範囲を広げて歩いてみたい。
花街→二枚鑑札→赤線
昭和4年、業者数10、芸妓数24
昭和30年、業者数100、芸娼妓数300
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6d/46/9f0eabb3b2d6eeb8f0834b822f2cff9d_s.jpg)
[左]この小さな規模で、引き戸の入口が二つ。欄間の造りが一風変わっている。
[右]よく見ると、窓の内側が扉になっているようだ。構造から推して観音開きだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/40/b81e0af70f74d75b4adb7da98f5c4fda_s.jpg)
黒いタイルが特徴的だと眺めていたら、この後たびたび黒タイルに遭遇することになる。
二階の壁の赤い塗装は、妓楼としてはポピュラーな色づかい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/8f/48a1e89934dd54ee25a5aeec5d74cc99_s.jpg)
[左]二階にこのような形の出格子というのは、案外めずらしいかもしれない。
[右]玄関の上部。照明の覆いに、四つ割り菱を彷彿とさせる正方形が描かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0d/d4/b96b4d222e0bf85ba245f9575e802ec3_s.jpg)
玄関のつややかな丸太柱、くり抜きの欄干など、往時を偲ばせる面影が随所に残る。
ほかの妓楼ではめったに見ることのない、だいだい色の壁が印象的だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2e/ad/d3e23f6c7f5103f9ccb3b424abd3eec9_s.jpg)
角地に残る重厚な物件。先ほど触れていた黒タイルがここで現れる。
リフォームされている一階も、かつては黒タイルが貼られていたのかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/36/91/a33e8a2d18ec589684c91fe1ccfbbda5_s.jpg)
落ち着いたトーンの和風建築。釣鐘窓の意匠がただの住宅ではないことを物語っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/dd/dfffa02d98b94ab27a6821e7f888f907_s.jpg)
花街を思わせる風流なたたずまい。三味線の調べが聞こえてきそうな雰囲気がただよう。
花街から出発した今里の歴史を考えれば、あながち見当違いともいえないかもしれない。
昭和4年、業者数10、芸妓数24
昭和30年、業者数100、芸娼妓数300
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0f/87/9e8916f59f13718897cf3a05d4bab155_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6d/46/9f0eabb3b2d6eeb8f0834b822f2cff9d_s.jpg)
[左]この小さな規模で、引き戸の入口が二つ。欄間の造りが一風変わっている。
[右]よく見ると、窓の内側が扉になっているようだ。構造から推して観音開きだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/40/b81e0af70f74d75b4adb7da98f5c4fda_s.jpg)
黒いタイルが特徴的だと眺めていたら、この後たびたび黒タイルに遭遇することになる。
二階の壁の赤い塗装は、妓楼としてはポピュラーな色づかい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3a/05/c287f3e4843267b1a925d1155e474388_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/8f/48a1e89934dd54ee25a5aeec5d74cc99_s.jpg)
[左]二階にこのような形の出格子というのは、案外めずらしいかもしれない。
[右]玄関の上部。照明の覆いに、四つ割り菱を彷彿とさせる正方形が描かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0d/d4/b96b4d222e0bf85ba245f9575e802ec3_s.jpg)
玄関のつややかな丸太柱、くり抜きの欄干など、往時を偲ばせる面影が随所に残る。
ほかの妓楼ではめったに見ることのない、だいだい色の壁が印象的だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2e/ad/d3e23f6c7f5103f9ccb3b424abd3eec9_s.jpg)
角地に残る重厚な物件。先ほど触れていた黒タイルがここで現れる。
リフォームされている一階も、かつては黒タイルが貼られていたのかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4a/13/12c6c24ba8a10f9ec38fc2ec225bf45d_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/36/91/a33e8a2d18ec589684c91fe1ccfbbda5_s.jpg)
落ち着いたトーンの和風建築。釣鐘窓の意匠がただの住宅ではないことを物語っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/62/fc/fa33ef347b038e52e1fc54d221f3ff83_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/dd/dfffa02d98b94ab27a6821e7f888f907_s.jpg)
花街を思わせる風流なたたずまい。三味線の調べが聞こえてきそうな雰囲気がただよう。
花街から出発した今里の歴史を考えれば、あながち見当違いともいえないかもしれない。
もう少し橋本を紹介。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/24/eb/74852c78628f87395489a1093d196c2b_s.jpg)
ビニールシートに覆われた建物。どうやら一部が崩れてしまったらしい。
横からのぞくと、凝った造りの玄関が。まもなく取り壊されると思うと残念でならない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/61/64e79c050af834535a2dc037802b9cba_s.jpg)
上の建物の行く末を示すような空き地。地面にはタイルが残っている。
遺構の少ない地域なら、こういう残留物でもうれしくなるが、ここでは寂しさが先に立つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/59/63/675567822b36d1d377adeb2d0e9c993b_s.jpg)
大谷川越しに遺構の裏手を望む。すぐ西(写真でいうと左方)には淀川が流れている。
昔は、淀川を舟で渡ってきた遊客が、こちらからも店に上がれるよう整備していたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/b3/685cdc78a21875da922baf7a63a25c6b_s.jpg)
裏手から見た時、特に目を引くのがこちら。丸窓、ステンドグラス、二階の手すりが特徴。
こちら側を客に見られることを充分に意識したデザインといえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5d/cd/59cc814322f42d5e3e6c44a6ce851a6f_s.jpg)
[左]橋げたの跡。
[右]対岸からの様子。かつてはこの位置から淀川を望むことができたのかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/12/12/bac837e643194e89be0e2e0353d7cb3e_s.jpg)
新築の家の庭先に古そうな灯籠を発見。往時は川べりを照らしていたのだろうか。
よく見ると、この支柱は伸縮式のようだ。それほど年代物ではないような気がしてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/10/66/2e501edd261c1e4f07bce5751f273857_s.jpg)
現役のレトロな銭湯、橋本湯。
何枚か写真を撮っていたら、ご主人とおぼしき方に声をかけられた。
現在放映中の『のど黒飴』のコマーシャルのロケに、橋本湯が使われているそうだ。
ネットでも視聴できるとうかがい、帰宅後さっそくチェックすると、おおっ、まさしく橋本湯。
いい映像を見ることができ、ご主人に感謝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/9b/b1bbca2d16114033ad1ba30c05d5de0e_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/24/eb/74852c78628f87395489a1093d196c2b_s.jpg)
ビニールシートに覆われた建物。どうやら一部が崩れてしまったらしい。
横からのぞくと、凝った造りの玄関が。まもなく取り壊されると思うと残念でならない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/f2/2df4b966cdd0c055e249afb482b5c2d9_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/61/64e79c050af834535a2dc037802b9cba_s.jpg)
上の建物の行く末を示すような空き地。地面にはタイルが残っている。
遺構の少ない地域なら、こういう残留物でもうれしくなるが、ここでは寂しさが先に立つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/59/63/675567822b36d1d377adeb2d0e9c993b_s.jpg)
大谷川越しに遺構の裏手を望む。すぐ西(写真でいうと左方)には淀川が流れている。
昔は、淀川を舟で渡ってきた遊客が、こちらからも店に上がれるよう整備していたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/69/d93572babf3e863f7dd2ab2a8316d9dd_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/b3/685cdc78a21875da922baf7a63a25c6b_s.jpg)
裏手から見た時、特に目を引くのがこちら。丸窓、ステンドグラス、二階の手すりが特徴。
こちら側を客に見られることを充分に意識したデザインといえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/20/e4/19c0865dfcf26df781ab6def1d13d71a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5d/cd/59cc814322f42d5e3e6c44a6ce851a6f_s.jpg)
[左]橋げたの跡。
[右]対岸からの様子。かつてはこの位置から淀川を望むことができたのかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/12/12/bac837e643194e89be0e2e0353d7cb3e_s.jpg)
新築の家の庭先に古そうな灯籠を発見。往時は川べりを照らしていたのだろうか。
よく見ると、この支柱は伸縮式のようだ。それほど年代物ではないような気がしてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/10/66/2e501edd261c1e4f07bce5751f273857_s.jpg)
現役のレトロな銭湯、橋本湯。
何枚か写真を撮っていたら、ご主人とおぼしき方に声をかけられた。
現在放映中の『のど黒飴』のコマーシャルのロケに、橋本湯が使われているそうだ。
ネットでも視聴できるとうかがい、帰宅後さっそくチェックすると、おおっ、まさしく橋本湯。
いい映像を見ることができ、ご主人に感謝。
ひきつづき橋本を歩く。幸い、雨はあがっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1c/38/d2025fd3a0c24ccf378e806c96d44522_s.jpg)
ほぼ茶系統ながら華やかな雰囲気をまとう建物。一階と二階の欄間の対比が印象深い。
植え込みの後ろには隠れた出格子が。こういう太い格子は橋本で多数見られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2d/a1/ba54e2d8241a1a1ca18e978c5010eaab_s.jpg)
[左]この間口でこの奥行き。正面から見ただけではわからない懐の深さに驚かされる。
[右]新旧の防火設備が並ぶ。防火水槽には「榮樓」の屋号。末長く残っていてほしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5b/da/93cedb36e84621f4270d86947cc6deb9_s.jpg)
一階壁面のタイルが見事だが、これは近年新しく貼られた可能性もあるか。
床の亀甲タイルは往年のものだろう。不規則に散らばめられた色タイルがアクセントに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7d/ce/4e108e00a525ba4e1ee2640c55926f5e_s.jpg)
スタイリッシュな窓がずらりと並んだ二階。まるで鏡台が連なっているように見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/dd/5cf66c77067cdaf7664d6511aca69c32_s.jpg)
[左]擬宝珠の高欄、彫刻欄間、鮮やかなタイル。この小規模で懲り方が半端ではない。
[右]軒天井に市松模様を仕込む徹底ぶり。一の字つなぎの格子なんてはじめて見た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/42/1c/a632d128c93cc94a9e2894f539d9060b_s.jpg)
[左]いろいろなタイルが用いられている。とりわけ床の独特な模様が印象に残った。
[右]格子とタイルがカーブを描く。こういうきれいなカーブは技術的に相当難しいという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/57/98/95dbda0f7e202161ba4b824e8521e53a_s.jpg)
かなり改修されているものの、丸太を並べた装飾は昔のままと思われる。
手前のへこみをのぞくと色鮮やかなタイルが。それにしても、このへこみはなんだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1c/38/d2025fd3a0c24ccf378e806c96d44522_s.jpg)
ほぼ茶系統ながら華やかな雰囲気をまとう建物。一階と二階の欄間の対比が印象深い。
植え込みの後ろには隠れた出格子が。こういう太い格子は橋本で多数見られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/60/ad/403e64332b28856aa426357fa6486e6b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2d/a1/ba54e2d8241a1a1ca18e978c5010eaab_s.jpg)
[左]この間口でこの奥行き。正面から見ただけではわからない懐の深さに驚かされる。
[右]新旧の防火設備が並ぶ。防火水槽には「榮樓」の屋号。末長く残っていてほしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/f3/88f0ae61a8a7061aebae8c6ad58c479e_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5b/da/93cedb36e84621f4270d86947cc6deb9_s.jpg)
一階壁面のタイルが見事だが、これは近年新しく貼られた可能性もあるか。
床の亀甲タイルは往年のものだろう。不規則に散らばめられた色タイルがアクセントに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7d/ce/4e108e00a525ba4e1ee2640c55926f5e_s.jpg)
スタイリッシュな窓がずらりと並んだ二階。まるで鏡台が連なっているように見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/22/d8/5dd4cb363f3280250c085e23869b99dd_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/dd/5cf66c77067cdaf7664d6511aca69c32_s.jpg)
[左]擬宝珠の高欄、彫刻欄間、鮮やかなタイル。この小規模で懲り方が半端ではない。
[右]軒天井に市松模様を仕込む徹底ぶり。一の字つなぎの格子なんてはじめて見た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5b/7d/16b36e529b36b75b08b46dcc528d7839_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/42/1c/a632d128c93cc94a9e2894f539d9060b_s.jpg)
[左]いろいろなタイルが用いられている。とりわけ床の独特な模様が印象に残った。
[右]格子とタイルがカーブを描く。こういうきれいなカーブは技術的に相当難しいという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/03/903d45b383f3134e40f75e1efaa694af_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/57/98/95dbda0f7e202161ba4b824e8521e53a_s.jpg)
かなり改修されているものの、丸太を並べた装飾は昔のままと思われる。
手前のへこみをのぞくと色鮮やかなタイルが。それにしても、このへこみはなんだろうか。
遊廓(芸娼混在)→赤線
大正元年、業者数16、娼妓数31、芸妓数22
昭和4年、業者数27、娼妓数60
昭和30年、業者数75、娼妓数262
橋本駅に到着したあたりから、ぽつぽつと小雨が降りはじめた。
カメラをかばいつつ、軒をお借りしつつ探索をおこなう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5c/95/4b26b348182e810a85384a22d6acdbe8_s.jpg)
[左]太い出格子とその下の山路文が目を引く。玄関の豆タイルの装飾も見逃せない。
[右]欄間の桟の組み方がおもしろい。中央には屋号が埋め込まれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/5e/d6baf48ecacc9405f7d0e9543d5d1329_s.jpg)
入口を左右に配した典型的な店構え。よく見ると、妻側にも使われていない入口がある。
腰のタイル、玄関の欄間、二階の欄干など、外装にも多くの工夫が見られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/11/47/0099a0cfc32f0e9dbcdf26b961b8e60d_s.jpg)
入口が近い位置に並ぶ。右側の入口は直接二階へ通じているのだろうか。
欄間に施された鯉の透かし彫りは見事の一語。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/63/62/0c3ded8a11f62e5e9dc68d8a8635171a_s.jpg)
現役らしい多津美旅館。橋本では数少ない洋風建築。ステンドグラスが美しい。
旅館内に、男女が踊る大型のステンドグラスがあることで知られる。いつか見てみたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/7e/085f63b23e4897b57992f101104c52f0_s.jpg)
黒い壁が重厚な和風建築。銀行の地図記号を思わせるくり抜き窓がユニークだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/76/49/cb2789d5d9441643b8b8aab0f114a7d6_s.jpg)
タイル張りが目を引く玄関まわり。住人がいないのか、庇が傾いているのが心配。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/04/c3/5ec7d9a68e1cbbe1d697fd940c4d51bb_s.jpg)
[左]格子と赤壁が特色の和風建築。くすんだ赤壁も、往時はもっと華美だったことだろう。
[右]雷文のような連続文様。この手の建物で雷文はめずらしい気がする。
大正元年、業者数16、娼妓数31、芸妓数22
昭和4年、業者数27、娼妓数60
昭和30年、業者数75、娼妓数262
橋本駅に到着したあたりから、ぽつぽつと小雨が降りはじめた。
カメラをかばいつつ、軒をお借りしつつ探索をおこなう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/24/a6/3787bedfabd481cefa0f4e63691a298d_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5c/95/4b26b348182e810a85384a22d6acdbe8_s.jpg)
[左]太い出格子とその下の山路文が目を引く。玄関の豆タイルの装飾も見逃せない。
[右]欄間の桟の組み方がおもしろい。中央には屋号が埋め込まれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/5e/d6baf48ecacc9405f7d0e9543d5d1329_s.jpg)
入口を左右に配した典型的な店構え。よく見ると、妻側にも使われていない入口がある。
腰のタイル、玄関の欄間、二階の欄干など、外装にも多くの工夫が見られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/16/b3/47c4d158de81966771832f59a32a568a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/11/47/0099a0cfc32f0e9dbcdf26b961b8e60d_s.jpg)
入口が近い位置に並ぶ。右側の入口は直接二階へ通じているのだろうか。
欄間に施された鯉の透かし彫りは見事の一語。
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現役らしい多津美旅館。橋本では数少ない洋風建築。ステンドグラスが美しい。
旅館内に、男女が踊る大型のステンドグラスがあることで知られる。いつか見てみたい。
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黒い壁が重厚な和風建築。銀行の地図記号を思わせるくり抜き窓がユニークだ。
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タイル張りが目を引く玄関まわり。住人がいないのか、庇が傾いているのが心配。
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[左]格子と赤壁が特色の和風建築。くすんだ赤壁も、往時はもっと華美だったことだろう。
[右]雷文のような連続文様。この手の建物で雷文はめずらしい気がする。