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遊里跡の探訪録など。
ブログの日時は、行動日・撮影日に合わせております。

鮫駅前

2013年05月25日 18時20分00秒 | ネタ・面白
地名にちなんで、鮫の像が設置されている。
いや、魚の鮫にちなんでこの地名がつけられたのだろうから、
この言い方はおかしいか。




像の内部は空洞。口に頭を突っ込んだり、後方から侵入したりできる。

八戸 鮫

2013年05月25日 17時40分00秒 | ◆東北
明治20年、業者数10、娼妓数14
昭和4年、芸妓数10

 
玄関まわりの造作に注意を引かれた。

 
[左]旅館のあった場所。東日本大震災の影響により取り壊された。
[右]駐車場の看板が残っている。


集合店舗風の建物。複雑な構造がうかがえる。




居酒屋とスナックが並ぶ通り。

 


もうしばらくすると、店には明かりがともるのだろう。

八戸 小中野

2013年05月25日 16時00分00秒 | ◆東北
昭和5年ごろ、業者数39、娼妓数160
昭和30年ごろ、業者数45、従業婦数142

 
重厚なたたずまいの転業旅館。2007年、国の有形登録文化財に指定された。
内部もまた往年の装いを保っているという。いつか宿泊したい。


年季の入った門。当時のものだろうか。

 
入口にカフェーの鑑札を発見。と思ったら、うしろの柱が妙に真新しい。
どうやら鑑札だけ付け直したらしい。

 
気になった物件。懸魚に「玉」と刻まれている。


道路がクランクになっている。その意図ははたして。

 
総二階建ての木造建築。ほぼ全面を覆う簓子下見板が壮観。


銭湯が近場に健在だった。これもなごりの一つだろうか。

八戸 桔梗野

2013年05月25日 14時10分00秒 | ◆東北
戦後、進駐軍の駐屯地周辺に街娼が出現。
いまは県道8号線をはさんで旅館やスナックが点在している。


ギオン通りの看板。フォントのせいか色彩のせいか、健康的なイメージ。

 
ビジネス旅館。上下に並んだ大小の袖看板がおもしろい。
アーチ型の入口は元スナックだろうか。




スナック部分を増築したとおぼしい外観。

 
玄関の柱に貼り付けられたプレートが気になった。
残念ながら文字は読み取れず。


入口が二つ並ぶ看板建築。うしろを見ると平屋建てのようだ。

 
古い飲食店が連なる町並み。

三沢

2013年05月25日 12時00分00秒 | ◆東北
基地の町である三沢には、戦後、街娼が出現したという。

街娼がいたということは、彼女たちをターゲットにした
連れ込み用の宿も存在したと思われるが、
そういう建物が残っているかというと、判断する材料がない。

 
現地に到着すると、まずスナックの多さに驚かされた。




吸い寄せられそうな入口の数々。

 
こういった小路に遭遇すると、つい青線だったのではと妄想してしまう。



 
長屋風の建物が二棟。
三階建てのようにも見えるが、どうやら二階建てのようだ。


大祐神社

2013年05月25日 10時30分00秒 | 寺社・教会
その立地から、遊里と関係ある神社ではないかと期待したが、収穫なし。
玉垣や灯籠といった要チェックの建造物がなく、目についたのは手水石のみだった。




左の白い壁は金沢町集会所。社とつながっている。

野辺地 金沢町

2013年05月25日 10時00分00秒 | ◆東北
明治43年、散在していた娼家を一か所に集めて形成
昭和5年ごろ、業者数9、娼妓数30


金沢バス停留所。遊里はこの道路の先にあった。

 
堂々としたたたずまいの旧「大まん旅館」。
往時「大万楼」という妓楼があったことから、屋号を継承したものと思われる。

 
旧大まん旅館。手の込んだ造作はいまなお健在。


旧大まん旅館の蔵。奥にはレンガ造りが見える。

 
こちらも旅館。間口に比べ、かなりの規模であることがわかる。
入口が二つあるのも気になる特徴だ。

 
金沢町という地名は、現在の地図上には存在しない。
しかし、「金沢」の名は、冒頭で紹介したバス停のほか、
集会所や電柱でも見ることができる。


近くで見かけた温泉。遊里とのつながりはあったのだろうか。

湯の島

2013年05月25日 08時55分00秒 | 風景・街
青森湾に浮かぶ小島。
およそ600~700万年前、海底火山の噴火によって誕生した。


海岸線を走る奥州街道から撮影。


同上。中央に鳥居が見える。


淡嶋神社から引き返す途中の坂道で撮影。
ここからのアングルだと円錐状に見える。

青森 浅虫温泉

2013年05月25日 08時00分00秒 | ◆東北
昭和9年、業者数15、酌婦数49
昭和30年ごろ、酌婦数80(夏期は130)


なんの建物だったのだろう。硬質な美しさがある。



 
妓楼風の建物。裏手を見ると少し川に張り出している。


なんと入口が三つ。オリジナルではなく改築の結果と思われる。

 
空き地に残っていたタイルの断片。

 
歴史を感じさせる大きな旅館。館内を歩いたらちょっとした探検になりそうだ。


注意を引かれた物件。行灯に「ぎおん」とある。置屋だったのだろうか。

青森 浜町

2013年05月25日 06時30分00秒 | ◆東北
昭和30年ごろ、業者数23、従業婦数89

正確な場所がわからないため、浜町通りを中心に本町界隈を歩いた。

 
浜町の標柱と案内板。旅行者や船員相手の料理屋が繁盛したとある。


浜町通り。左へ150メートルほど行くと青森湾の海岸に出る。




手前に料理店、奥にラブホテル。


天井の低い三階を有する造りのようだ。


改造したスナック風の古い建物。


たくさんのスナックが入った雑居ビルが連なる。

青森 古川

2013年05月25日 05時30分00秒 | ◆東北
昭和9年、業者数12、酌婦数33
戦後の業態は不明

現在の第三新興街とその裏手のあたりが該当地と思われる。

 
第三新興街の全景。



 


かつては大小おりまぜた袖看板が左右に連なっていたのだろうか。
ただし、あまり大きな袖看板は、雪国には不向きかもしれない。


更地化している場所もあった。


第三新興街の裏手。スナックや風俗店が集積している。


ストリップ劇場。閉鎖されて久しいようす。