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遊里跡の探訪録など。
ブログの日時は、行動日・撮影日に合わせております。

臼杵 唐人町

2013年05月04日 15時00分00秒 | ◆九州
詳細は不明ながら、唐人町のあたりには遊里が存在したようだ。
その唐人町は現在、飲食店の集まる地域となっている。


真四角に組まれた格子は意外とめずらしい。



 
スナックの集合店舗に改造されている。もとはなんの建物だったのだろうか。



 
こちらも和風建築をリフォームしたスナック。


三階建ての木造建築。ここで食事をと思ったが、営業時間外だった。

 

臼杵 下ノ江

2013年05月04日 13時10分00秒 | ◆九州
昭和4年ごろ、業者数5、娼妓数19
昭和15年、貸席数5、娼妓数17、芸妓数2

 
どういうわけか、まったく別の場所で、
同じ屋号の、同じような袖看板を掲げた店に遭遇。




少し奥まったところに建つ旅館。釣り客をターゲットにした宿らしい。


通りを撮影。決定的な遺構は残っていない。






建物は新しいながら、どことなく歴史を感じさせる旅館。

大分 かんたん

2013年05月04日 10時00分00秒 | ◆九州
昭和5年ごろ、業者数22、娼妓数190
昭和30年、赤線35軒、208名



 


二階の庇の下に電球のソケットが残る。

 
狭い間口ながら入口が二つ。古さを感じさせない鮮やかなタイルが見事。

 
二つの建物を合体させたような構造。



 
対称をなす装飾窓、透かし彫りの欄間、腰の自然石、床のタイル。
玄関まわりの趣向が光る。

別府 浜脇

2013年05月04日 08時00分00秒 | ◆九州
昭和4年ごろ、業者数41、娼妓数114
昭和30年、赤線48軒、274名


四つの飾り窓が効果的に配置されている。

 
緑色のタイルが存在感を放つ。アールを描く入口も見のがせない。



 


気になった建物。

 
上から見ると丁字型の構造になっているようだ。


別府 楠町

2013年05月04日 07時00分00秒 | ◆九州
昭和5年ごろ、業者数57、娼妓数470
昭和30年、料理屋数100、芸者数170、赤線12軒43名

 
旅館とクリーニング店。かなり直されているが、年代ものの物件と目される。

 
和と洋が同居している。




喫茶店に転用された建物。

 
かなりの大店だ。
中ほどにぬけられます状態の通路が。奥はどうなっているのだろう。


うしろが三階建てになっている旅館。かぐら建てとも異なる、変わった様式だ。


風俗店が連なるゾーン。これらもありし日のなごりだろうか。