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遊里跡の探訪録など。
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大和郡山 東岡町 ~拾遺編~

2012年01月08日 13時30分00秒 | ◆近畿
東岡町についてもう少し。

伝聞によると、東岡町は、売防法施行後もしばらく同じような商売をつづけていたらしい。
町内に点在する旅館跡が、じつはそういう場所だったのか、いまとなってはわからない。

 
旅館の看板がそのまま残る二軒。
Googleマップにはいまも旅館名が記されているが、どちらも現役の気配は感じられない。


空き地にタイルが残っていた。丸いタイルはめずらしい。


洋風の面格子と和風の出格子の競演。
じっと見ていると、なんだか合成写真のように思えてくる。

 
小型のかまどと細長い煙突。なんの設備だろうか。


おそらく当時の建物ではないと思うが、山路文のタイルが気に入って撮影。


踏切(近鉄橿原線)の向こうに、カフェーのような建物が見える。気になる外観をしている。

 
踏切を渡り、近づいてみると、それは和と洋が合体した不思議な建物だった。
遺構である可能性も否定できないが、自分の直感を信じるなら、おそらく関係あるまい。

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