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遊里跡の探訪録など。
ブログの日時は、行動日・撮影日に合わせております。

羽咋・福浦・金沢・鶴来

2018年05月05日 07時00分00秒 | ◆北陸
石川遠征三日目。最終日。
この三日間で、能登半島のめぼしい遊里は網羅できたと思う。
とはいえ、場所が判明していない遊里が多いのは昨日と同様。

鶴来へ向かう途中、ちょっとだけ金沢を再訪。
石坂の印象的な遺構が更地になってしまったことは事前に情報を得ていたものの、
実際に目の当たりにするとやはりショック。

岐阜・敦賀・小浜

2017年05月04日 05時30分00秒 | ◆北陸
岐阜~福井遠征二日目。最終日。
小浜の三丁町は運悪く道路工事中で、旅行者にとっては残念な景観だった。
たしかアスファルトを石畳に更新する工事だったと記憶している。
工事が完了したら、生まれ変わった景色を確かめるために再訪したい。

氷見 本川町

2013年04月28日 16時30分00秒 | ◆北陸
通称、有磯新地
昭和5年ごろ、業者数23、娼妓数30

目星をつけていた場所がピンとこなかったため、範囲を広げて探索した。
遊里とは関係のない物件が多いと思うけれど、目を引いた建物を掲載。

 


入口の多さに驚かされる。

 


道路に対して建物が平行ではなくギザギザに並んでいるのがおもしろい。


出桁が美しい和風建築。

 
カフェーを思わせる外観。あらためて見ると、造りが新しすぎるか。

 
風格を感じさせる構え。欄間に施された彫刻が圧巻。

高岡 伏木

2013年04月28日 14時00分00秒 | ◆北陸
通称、玉川新地
昭和5年ごろ、業者数18、娼妓数37
昭和30年、赤線21軒、65名

 
旧町名の標柱。遊廓について触れられている。

 
公民館やバス停に玉川の名が残っている。

 
現役の料理店。年季の入ったたたずまい。





 
赤塗りの壁に注意を引かれた。

射水 新湊

2013年04月28日 11時00分00秒 | ◆北陸
通称、十銭町、放生津
昭和5年ごろ、業者数42、娼妓数60
昭和30年、赤線35軒、119名

 
迫力の平入り建築。窓には凝った造作も見られる。







 
右方の入口にカフェーの鑑札が残っていた。


それぞれ別の道路に面した無関係の二軒のように見えるが、
よく見ると奥でつながっているようだ。


射水 桐木町

2013年04月28日 09時30分00秒 | ◆北陸
昭和30年、芸者屋数20、芸妓数45

駅に近いこともあってか、桐木町とその周辺は、現在も歓楽街となっている。



 
入口上部のタイル張りが気になった。



 
もとは和風建築であったことがわかる。力業の増築だ。






カフェーを思わせる外観。

射水 大門

2013年04月28日 08時00分00秒 | ◆北陸
昭和4年ごろ、料理店数18、芸妓数18
昭和30年、赤線23軒、79名

 
中央にぽつんとタイル張りの円柱が配置されている。不思議な意匠だ。



 
料理店の鑑札が残る。




二階をよく観察すると、ガラス窓の向こうに赤い手すりが見える。

 
ユニークな入口まわり。店舗兼住宅だったのだろうか。

 
いくつか見かけた料亭もまた往時のなごりだろう。