三河湾、竹島、蒲郡温泉に近在したカフェー街。
場所柄、観光客向けの遊里だったと思われるが、詳細はわからず。
昭和30年、業者数10、従業婦数27
インターネットで仕入れた情報によると、以前は蒲郡駅南口前に大きな娼楼が
5~6軒建っていたそうだが、その後取り壊されてしまったらしい。
しかし周辺にまだ何か残っているかもしれないと思い、本日の締めくくりに探索してみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/b9/d00eb89d5e42a599ab1807d7c4c1cfb1_s.jpg)
明らかに普通の住宅ではない和風建築。しかし、遺構と断定できるほどの決定打はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/13/db2921defad1cf2d76107869f566bba7_s.jpg)
入口が2つある小料理店。20歳未満お断りのプレートは三谷観楽荘のものと同一。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/27/e8ec676ca852fda41774cb356fb26f77_s.jpg)
一見なんの変哲もない砂利道だが、入口に埋め込まれた石が意味ありげ(車止め?)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/63/2c/15f23abc5624d66086a222a1ab9f0142_s.jpg)
砂利道に入ってみると、突然こんなパブが現れた。
入口が閉ざされ、すでに廃業状態とはいえ、どうしてこんな路地にという驚きが大きい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/6c/111966d7afad6263edc5950b30c58cb7_s.jpg)
同じ路地にあった木造平屋。玄関には割烹旅館の看板が。
上記のパブ同様、路地裏という言葉さえそぐわない立地。やはりそういう場所だったのか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/7a/280b4fe7397cd260790a50ca135f43df_s.jpg)
広い道(国道23号線)に面したところにも雰囲気のある物件が残っている。
凝った桟や出格子は妓楼を思わせるが、こんな街道筋に堂々と妓楼があるものか疑問。
場所柄、観光客向けの遊里だったと思われるが、詳細はわからず。
昭和30年、業者数10、従業婦数27
インターネットで仕入れた情報によると、以前は蒲郡駅南口前に大きな娼楼が
5~6軒建っていたそうだが、その後取り壊されてしまったらしい。
しかし周辺にまだ何か残っているかもしれないと思い、本日の締めくくりに探索してみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/b9/d00eb89d5e42a599ab1807d7c4c1cfb1_s.jpg)
明らかに普通の住宅ではない和風建築。しかし、遺構と断定できるほどの決定打はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/37/be/4d9ed75ca6b436bb4ee71924c3ac310c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/13/db2921defad1cf2d76107869f566bba7_s.jpg)
入口が2つある小料理店。20歳未満お断りのプレートは三谷観楽荘のものと同一。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/27/e8ec676ca852fda41774cb356fb26f77_s.jpg)
一見なんの変哲もない砂利道だが、入口に埋め込まれた石が意味ありげ(車止め?)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/63/2c/15f23abc5624d66086a222a1ab9f0142_s.jpg)
砂利道に入ってみると、突然こんなパブが現れた。
入口が閉ざされ、すでに廃業状態とはいえ、どうしてこんな路地にという驚きが大きい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/6c/a1a4c1ee2e450175d42459a15510df8e_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/6c/111966d7afad6263edc5950b30c58cb7_s.jpg)
同じ路地にあった木造平屋。玄関には割烹旅館の看板が。
上記のパブ同様、路地裏という言葉さえそぐわない立地。やはりそういう場所だったのか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/7a/280b4fe7397cd260790a50ca135f43df_s.jpg)
広い道(国道23号線)に面したところにも雰囲気のある物件が残っている。
凝った桟や出格子は妓楼を思わせるが、こんな街道筋に堂々と妓楼があるものか疑問。
三河湾、三谷温泉の近くに存在したカフェー街。
温泉客をあて込んだ遊里と思われるものの、資料が乏しく、詳しいなりたちは不明。
昭和30年、業者数10、従業婦数29
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5b/8f/4bf5840d653d3b6d6ab42b812931c52c_s.jpg)
不自然に広い横道(車両通り抜け不能)に面した小料理屋。
玄関に20歳未満お断りのプレートがあった。18歳ではなく20歳というのはめずらしい?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/45/20/3601c553124e72dc24278d593da07a16_s.jpg)
この界隈でもっとも雰囲気の感じられる割烹旅館。複雑な構造をしている。
赤紅色と肌色に塗り分けられた壁や、玄関脇の丸窓と角窓の組み合わせが目を引く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/71/73/4cecda650433e1097d0a0c60cc008e28_s.jpg)
左の路地へ入ると、門柱にプレートが。こちらは18歳未満お断りになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/24/deb2b2d44b0c3bce9147e06c23b2bc10_s.jpg)
リフォームされた邸宅に残されていた装飾。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/31/a14bfab963c53f6504d30bf6e0c3cad1_s.jpg)
ちょっと見は一般住宅のようだが、二階の欄干に彫り抜きの細工を発見。
ところが、彫り抜きの柄が妙に子どもっぽい。木の材質も微妙で、証拠とはいえないか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6c/05/147eb29df0d733b192945b577f7cf13d_s.jpg)
玄関はタイル張り。薄い青系統の色調でまとめられたスタイリッシュな外装。
どういうわけか、この町は、遊里特有の妖しいオーラがほとんど感じられない。
花街色の強い町だったのだろうか。
あるいは、八幡園と名楽園で濃厚な空気を吸ってきて、感覚が麻痺しているのか。
いずれにしても、もう少し調べてみる必要がある。
温泉客をあて込んだ遊里と思われるものの、資料が乏しく、詳しいなりたちは不明。
昭和30年、業者数10、従業婦数29
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0b/68/8a60456ced103ded0a2daaa088bd2977_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5b/8f/4bf5840d653d3b6d6ab42b812931c52c_s.jpg)
不自然に広い横道(車両通り抜け不能)に面した小料理屋。
玄関に20歳未満お断りのプレートがあった。18歳ではなく20歳というのはめずらしい?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/45/20/3601c553124e72dc24278d593da07a16_s.jpg)
この界隈でもっとも雰囲気の感じられる割烹旅館。複雑な構造をしている。
赤紅色と肌色に塗り分けられた壁や、玄関脇の丸窓と角窓の組み合わせが目を引く。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/71/73/4cecda650433e1097d0a0c60cc008e28_s.jpg)
左の路地へ入ると、門柱にプレートが。こちらは18歳未満お断りになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/24/deb2b2d44b0c3bce9147e06c23b2bc10_s.jpg)
リフォームされた邸宅に残されていた装飾。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/30/c812d3a48ecb8c7be97503d65497a56f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/31/a14bfab963c53f6504d30bf6e0c3cad1_s.jpg)
ちょっと見は一般住宅のようだが、二階の欄干に彫り抜きの細工を発見。
ところが、彫り抜きの柄が妙に子どもっぽい。木の材質も微妙で、証拠とはいえないか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6c/05/147eb29df0d733b192945b577f7cf13d_s.jpg)
玄関はタイル張り。薄い青系統の色調でまとめられたスタイリッシュな外装。
どういうわけか、この町は、遊里特有の妖しいオーラがほとんど感じられない。
花街色の強い町だったのだろうか。
あるいは、八幡園と名楽園で濃厚な空気を吸ってきて、感覚が麻痺しているのか。
いずれにしても、もう少し調べてみる必要がある。
遊廓(旭遊廓)→移転(中村遊廓)→赤線(名楽園)
昭和12年、業者数138、娼妓数2000
昭和18年、業者数19、娼妓数220
昭和28年、業者数81、従業婦数900
昭和33年1月、売春防止法施行の2ヶ月前に自主廃業
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6c/85/552eca3946bfd7ea8f2e346070c8c404_s.jpg)
大型スーパーとソープランドが向かい合う奇妙な光景。
日が高かったことも手伝って、まるで白昼夢でも見ているような気分にさせられた。
スーパーの建っている場所の角地には、かつて名楽園組合の事務所があったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/07/44fafab2940d82e564f940c3e17e70b4_s.jpg)
旧・第二トヨタ楼。相当リフォームされているが、鮮やかなタイルと丸窓はカフェーの証。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/25/0b/990bf80239c0b0a2c323caa320f34969_s.jpg)
旧・春福楼。玄関の欄間に文字看板が残っている。
左側の取ってつけたようなモルタル造りは、カフェー風に利用していたものだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5c/dc/94ef734ba08d4439d250a3d94a5b9e47_s.jpg)
屋号不明。格子が張りめぐらされた典型的な妓楼建築。
渋い色合いの中、赤錆色の欄干と緑白模様のタイルがアクセントになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/30/e4/c35acb019b0d33218c67ed8bc890b5f9_s.jpg)
旧・千尋。艶っぽい建物もさることながら、壁面に飾られたシンボリックな美人画が白眉。
警備会社のステッカーは無粋だが、盗難対策のためにはいたしかたないのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/14/316ae96fef4a5006908b6aeb7360a41d_s.jpg)
旧・酒井楼。その格調高くも重厚なたたずまいは圧倒的。塀は色調を抑えつつ華やか。
中村遊廓でも指折りの大楼だったことは想像に難くない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/09/92/d97727de15de5eada84ba5e0c635e50c_s.jpg)
旧・稲本。この地域では四海波に次ぐ大店だったという。
日本と中国の建築様式を織り交ぜた豪華絢爛な店構えは、他に類例のないものだ。
昭和12年、業者数138、娼妓数2000
昭和18年、業者数19、娼妓数220
昭和28年、業者数81、従業婦数900
昭和33年1月、売春防止法施行の2ヶ月前に自主廃業
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6c/85/552eca3946bfd7ea8f2e346070c8c404_s.jpg)
大型スーパーとソープランドが向かい合う奇妙な光景。
日が高かったことも手伝って、まるで白昼夢でも見ているような気分にさせられた。
スーパーの建っている場所の角地には、かつて名楽園組合の事務所があったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/07/44fafab2940d82e564f940c3e17e70b4_s.jpg)
旧・第二トヨタ楼。相当リフォームされているが、鮮やかなタイルと丸窓はカフェーの証。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/25/0b/990bf80239c0b0a2c323caa320f34969_s.jpg)
旧・春福楼。玄関の欄間に文字看板が残っている。
左側の取ってつけたようなモルタル造りは、カフェー風に利用していたものだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5c/dc/94ef734ba08d4439d250a3d94a5b9e47_s.jpg)
屋号不明。格子が張りめぐらされた典型的な妓楼建築。
渋い色合いの中、赤錆色の欄干と緑白模様のタイルがアクセントになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/37/8a/11f13d2063bd0635bb9a1007f51e9b8b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/30/e4/c35acb019b0d33218c67ed8bc890b5f9_s.jpg)
旧・千尋。艶っぽい建物もさることながら、壁面に飾られたシンボリックな美人画が白眉。
警備会社のステッカーは無粋だが、盗難対策のためにはいたしかたないのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4c/3a/71d0e880bf13aaa2d92640663c1c9b8f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/14/316ae96fef4a5006908b6aeb7360a41d_s.jpg)
旧・酒井楼。その格調高くも重厚なたたずまいは圧倒的。塀は色調を抑えつつ華やか。
中村遊廓でも指折りの大楼だったことは想像に難くない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6d/4a/dbc51786c785a765444aac88aea79646_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/09/92/d97727de15de5eada84ba5e0c635e50c_s.jpg)
旧・稲本。この地域では四海波に次ぐ大店だったという。
日本と中国の建築様式を織り交ぜた豪華絢爛な店構えは、他に類例のないものだ。