M K

遊里跡の探訪録など。
ブログの日時は、行動日・撮影日に合わせております。

大阪 今里(2)

2012年01月08日 07時30分00秒 | ◆近畿
さらに今里をうろうろ。


塀のような壁が二階を覆う。撮影時は改築の一種だろうと大して気に留めなかったが、
あらためて写真で見るとかなり異様だ。じっくり観察しなかったのが悔やまれる。


石材の使い方に目を見張った。一階の腰の石材は普通の石のように見える。

 
気になった二軒。二階の軒下の造りがよく似ている。
緑青色は錆びのせいかもしれないが、このふくらみはどういった趣向なのだろう。

 
淡い色彩と薄手の木材が、建物の軽妙なムードを生み出しているようだ。
手前の植え込みはかなり成長している様子。昔は遊客の往来を眺めていたのだろうか。

 
十字路にて、複数の建物を視野に入れながら何度かシャッターを切る。
気のせいか、角地の建物は、昔のまま建て替えられていない確率が高いように思えた。


ふたたび黒タイルの建物。そういえば、カラフルなタイルの建物はまったく見あたらない。
今里全体で統一の意向があったとしたら興味深いが、そのような趣旨はないのだろう。

 
さらに黒タイル。飴色のタイルが存在を主張するも、それ以上に黒タイルが際立っている。

今回は現役の界隈のみを歩いたが、かつての今里は、もっと広範囲に及んでいたようだ。
また訪れる機会があったら、今度はもっと範囲を広げて歩いてみたい。

コメントを投稿