Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

挽いたばかりのコーヒーはやはり格別

2016年10月30日 | 家・わたくしごと

 先日、バンドゥンに行かれた方から、バンドゥンで有名なコーヒー焙煎のお店AROMAのトラジャコーヒーをいただきました。オランダ時代から続く老舗中の老舗。パッケージも昔のままで、なんとアルファベット表記は古い表記法で、BANDUNGもBANDOENGとなっています。パッケージ、味わいがありますね。
 味わいは、パッケージだけじゃないんです。もちろん焙煎されたコーヒーは実にかぐわしき香りに満ちています。オランダ時代(TEMPO DOELU)の西ジャワの香りはこんなだったんだろうね。しかもコーヒーは、スラウェシ島のトラジャ。ここのコーヒー園は日本人が作ったといわれています。日本人の努力が今のトラジャコーヒーの原型になっているんです。
 そのコーヒーをガリガリと手で回して挽いていきます。音と挽くごとに増す香りを楽しむひととき。至福です。それ以外の表現が見当たりません。今日もがんばろう、とそんな気にさせてくれます。朝に美味しいコーヒーを飲んだ日は、一日ご機嫌に過ごすことができるものです。