ななとぽちと猫たち

夫婦と猫達との日々

ちょっと恐かった…2

2005年07月15日 | Weblog
彼女は、その年下の彼に何か頼み事をしてたと言い
「どうなってるのか彼に確かめたいんだけど、全然連絡つかないのよね。部屋にいってもいないし。だから彼の会社までアナタ付き合ってくれない?」
と言うので、車で一緒に行ってあげる事にした。

とある会社に着き、中から出てきた男を発見した彼女。
見れば、40半ば過ぎで背の高い、まぁまぁカッコいいかな。。って感じの男が。
すると彼女
「ちょっと、私の代わりにアナタ行ってきてくれない?」と言ってきた。
はァ?何で?と思い、
「会った事もない私が行ったらおかしいでしょう?」と友達が言うと
「それもそうねぇ…」
やけにあっさり納得し、車を降りて小走りにその男に向かっていった。
ソバージュをかけた70才越えの彼女が40代の彼のもとへ。

彼女が近くまで行って男を呼び止め
「ちょっと、あれはどうなってるの?」ってな事を言っているのが聞こえた。
ところが、男の態度がへん…、
なんだか、ものすっごく怒りだした。
彼女に向かって罵声を
オマエ一体何なんだ!しつこいんだよっ!!!(怒)
うえぇ?…と思って見てたら
「一体何回言えばわかんだ!?何回警察呼ばせれば気がすむんだ!!いい加減にしろよ!(怒)」

何??け、けいさつー??

ところが、そこまで言われても傷つく様子もない彼女。
振り払うように男は会社の中に戻ろうとした
尚もしつこく追いかけて行こうとする彼女
友達もさすがにこれはまずいと思い、車から降りて彼女の元へ行き、
ちょっとやめた方がいいと、腕を引っ張って連れ戻した。

友達は私に言った。
「まったく、ストーカーだったんだアノ人
そして車に戻ってからこう言ったんだぞ」

彼、あなたがいたから照れてしまって、それで怒ったみたい」って
ぎょえーー、こえーーーー!!

その後も、来てもいないのに彼が部屋に来たとか、ありもしない妄想話を聞かされたらしい。

彼女の中では、妄想が現実になり、彼とは付き合ってる事になっていて、
彼が何を言おうが、どんなに罵倒されようが、
もう照れちゃってんのね…ってなってしまうようで、
でも、男性には気の毒だけど、寂しい人なのかも。