ななとぽちと猫たち

夫婦と猫達との日々

あの地震の日から

2011年03月16日 | 震災
母は避難所にいる。
うち来ればいいんだけど、近所のみんなに遠慮して来ないよ。
自分ばっかり行くわけにいかないって。
それでも今日は水が出るようになったらしく、日中家に戻って洗濯してきたって。
今、全くガソリンを入れられない状態なので、母のとこにもちょくちょくは行けなくなった。
ぽちのガソリンもあと5日持つかどうか。
新聞の配達も、燃料が底をついた為、近場以外は明日から入らないかもとのこと。

今日は友人からメールが来て、お米がどこにも売ってないっていう
うちにはお米あるから、すぐ精米しにいった。
1ヶ月もちそうな分は分けてあげられた。
役にたてることがあってよかった。

地震の日から、夜はラジオ聞きながら寝てる。
今日は休みだったから、日中もテレビつけずラジオ聞いてた。
あと、母の所にも行って来た。

地震は恐ろしかった。
わたしのとこは震度6弱だったけど、食器棚の扉押さえながら
どんどん激しくなる揺れがもう恐怖で、悲鳴あげてた。
揺れが治まって、メチャクチャに物が散乱した家の中見て唖然とした。
壁にはあちこにヒビが入り、和室の障子は破れ、戸は開き、外れ、
廊下に得体のしれない水たまり、外の塀は一部崩れ
ケータイがなかなか繋がらなかったけど、なんとか母と連絡とれ、
家にはいられない状態だけど無事だってことは確認し
ぽちとも連絡とれた。

その日は夜まで家の中の片付けをし、
電話連絡がつかない一人暮らしのおばさんの様子を見に行き、無事なのを確認し
翌日は給水に並んだり、母と母の近所の人の分おにぎりをなんとか調達して持っていったり
職場もお店だからあれから毎日忙しい。

今は余震続いてるし、大きい余震来たらって不安や、原発の心配がある。
疲れてきたけど、みんな同じだから。元気に過ごしていく。
もっと辛い人のことを思えばこのくらい。