またマタ又しても、ちょっとご無沙汰いたしました
「みるひかりなさけのむくい」
というのは、全く上演されたことのない歌舞伎の演目です。
これは、為政者が国情を良く視察し、その優れた施政によって国民から慕われる、という全く波乱の無い退屈な物語なので、全く上演されないのです。
歌舞伎の定式幕
・・・というのは勿論、全くのウソでして「観光情報」を勝手に訓読みしただけです
但し「観光」の本来の意味は視察だったようです。
日本語というものは、外国語(中国語)の文字を取り入れて、しかも自己流(大和言葉への当て字)の読み方(訓読み)を付け足したため、読み方遊びができます
歌舞伎の定式幕というものは、江戸時代の美学の顕れ。いわゆる「いき」というものでしょうか。
歌舞伎で人気のある代表作には、長いものがありますね。仮名手本忠臣蔵が、その典型的例で、テレビが登場する遥か以前の「大河ドラマ」なのかも知れません。
歌舞伎の演目で好きなものは色々ありますが「勧進帳」の飛び六方で感じる爽快感はカタルシスと言えるでしょうか。
これからも1日おきの更新になったり間があいたりするかも知れませんが、どうぞ宜しく
でも乞無期待
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます