「直前」の日に撮ったピンボケ写真ですが・・・
ここらへんには初詣というものがありません。神社仏閣もないし・・・
代用するとすれば教会、というわけで、シュテファン寺院の内外写真を羅列
1)西側=正面入り口前
2)この部分はロマネスクです(建物は基本的にゴシック)
何者かはっきりしない怪獣たちが可愛くて大好き
3)中は暗いのでおんぼろカメラではピンボケばかり
4)ひょっとしたら聖書を読む人?
5)ぼけぼけ写真でクリスマスのクリッペ(1月6日までクリスマス期間)
6)脇祭壇ですが有名な祭壇
7)パイプオルガンのパイプの一部が見えます
8)これもボケボケですが・・・
聖堂建築を担当した大工(石工)の親方ピルグラムが遺した「自画像」レリーフ
Wikipedia:Anton Pirgram(英語)
9)赤玉イルミの通り右側の建物は大司教館
10)建物北側部分
北塔の上にはプンメリンがあります
11)北から見た正面(西側)ファサード
12)内陣上の屋根を飾る瓦モザイク
フランツII/I世のイニシャルと1831年の年号入り
蛇足ながら・・・ウィキ記事でも、フランツII/I世が生涯に4回結婚したとありますが、気の毒な人で、3人目までの妃が、次々と早世したのです。臣下が4回目の結婚を進言したときには、今度の女性も自分と結婚すると早く死ぬのではないかと心配しましたが、今度は大丈夫という周囲の保障で、4回目の結婚に踏み切り、幸せな晩年だったようです。
13)この通りから良く見えます
書いたような気がしてましたが、勘違いだったかも
12月31日にちゃ~んと届きましたよ
どうも有難うございます
開運三姉妹アップさせていただきました
中世の教会建築や聖像などは、素晴らしい傑作でも
誰が張本人(制作者)か分からない場合が多いのですが
ピルグラムの場合、自分の「署名」を遺しておいたところ
近世へつながるモダンさが感じられます。
しかも写実的で、変に美化していないのがいいですね
本当に、先端技術のない何百年も前に
こういう建物を建てたのはすごいですよね。
でも、日本の古い神社仏閣もすごい
この時期、こういう建物の中は寒いです
でも夏入ると涼しく感じます
落ち着いた雰囲気には
建物の統一感も重要な役割を果たしていると思います。
それに、ウィーンは街が大き過ぎず人口も多過ぎず
ちょうど良い大きさの大都市なのかも知れません。
怪獣かわいいなあ。建物の中もすてき。
大工の親方の肖像がいまだに残っているってすごいですね。
日本の絵巻物の肖像画は当時の美的感覚で美化されていたりして、似ているかどうか判じかねますが、この親方はいかにもいそう。
ステファン寺院のらせん階段…。当時の人はどうやって設計したんだろう…? その凄さにびっくりです。
やっぱりこの時期、中は寒いのでしょうか…?
抜けるような青い空…、きれいな街並み…
どうも日本のゴミゴミ猥雑とした”都会”とは違って、上品な雰囲気です。
<ののちゃんより>
通りかかって時間のあるときは中を覗きます。
で、カンパの意味でロウソクを1本立てます。
ロウソクの値段より多めに「お賽銭箱」にコインを投入。
多くの人は、身内や大切な人の命日にロウソクをともすそうです。
中には、可愛がっていたペットの命日にロウソクを立てる人もいるでしょう。
引越し大変ですけど元気に乗り切ってくださいね
その後は楽しい充実した年になりますように
初詣はなくても、なんだか荘厳なきもちに...
ことしがすてきな一年でありますように。
宜しくお願いいたします。