みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

まゆなし

2011-11-11 | 旧市街

王宮の向かい側に、建築当初「眉毛のない家」と呼ばれた建物があります。

日本語Wikiの王宮記事は書きかけ。英語はこちら

古代ローマの遺跡のところでも、一度チラッと写っている建物。
同じときに撮ったのですが、ゆっくりアップする時間がなくて今頃に・・・
今もあんまり時間がないのですが、急いでアップ


現代建築のパイオニア、アドルフ・ロースの設計で「本名」はロースハウス。


窓辺に花の飾られた建物


何故これが「眉なし」かというと、当時一般的だった外壁の装飾が殆どないからです。
とりわけ、窓の上の飾りが一切ありませんでした。
とは言え、本当に全く装飾がないわけではありません。


シンプルで豪快な柱の立つ正面入り口


その上:凹凸をつけた窓やランプが上品なアクセント


更に上部:確かに窓に「眉」が無い


少し斜めから見たところ

向こうに「眉のある家」が・・・

こういう建物は「眉」があるので問題にならなかったらしい


でも、ロースハウスの方が、はっきり「個性」があります

下の広場に見える低い囲いの内側がローマの遺跡


今見れば、スッキリしたデザインの普通のビルですが、王宮やシェーンブルン宮殿などが最高レベルの建築の基準だった当時は、人々を驚愕させる「恐るべき建物」だったのです。
保守的で電話も自動車も使わなかったフランツ・ヨーゼフ皇帝は、革命的なロースハウスを嫌い、この建物を見なければならない出入り口の使用を避け、この建物が見える窓は、いつもカーテンを閉じさせていたということです


ロースハウス内部(Wikiフリー画像)


内部には現在、銀行オフィスのほか、デザイン・ゾーンがあり
デザインをテーマとする展覧会やイベントが開催されます。



     


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動物愛護法にパブリックコメントの結果がどうなったか「ジュルのしっぽ」のhana*さんが
詳しく報告してくださいました。今後の指針も打ち出して下さっています。

動物愛護法パブコメに関して
パブリックコメント〔後半編〕意見案(検討中)




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