昨年、ドイツで「今年の鳥」に選ばれた鳥さん
偶然にも、ステンドグラスになっているのを発見しました
このステンドグラスは、ナウムブルク大聖堂にあるものです。
私はドイツの友達に連れられて行ったことがあるのですが、このステンドグラスには気付きませんでした。大きな教会建築では、隅々まで全部発見・確認するのは不可能です。
いつも行っているシュテファン寺院でさえも、まだ見ていないところだらけです
多分、誰かの紋章だろうと思って、ナウムブルク大聖堂関連で色々検索しましたが見つからず
でも、ステンドグラスの下を見れば「Gross-Admiral von Koester」とあります。
碇が付いていることからも海軍であることが分かりますね。
この人は、鉄血宰相と呼ばれたビスマルクが樹立したドイツ帝国最初の海軍提督だった人です。
詳しくは英語Wikiの記事をご覧ください:Hans von Koester
ナウムブルク大聖堂の重要性については英語Wikiに書かれています。
教会内部を飾る彫像は、大抵の場合、聖家族(ヨセフ、マリア、キリスト)や使徒、教会の聖人などですが、ナウムブルク大聖堂の場合は、教会を建立した人々の彫像であることが特筆されます。