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サンタ・マリア・アスンタ教会は、教会の原点とも言える雰囲気をたたえ、ビザンツ伝統のモザイクも、ヴェネチア本島のサン・マルコ教会より、一層「純正」なものです
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この教会の片隅に、小さな大理石の洗礼盤があります。明確な年代は不明のようですが、9世紀から12世紀の間に作られたものと見られ、正真正銘のロマネスク。ここに彫られている可愛い「怪物」たちは、ロマネスクに特徴的なものです。日本の神社仏閣でも踏んづけられた鬼などが登場し、なんとも「愛くるしい」姿です
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当時の人たちにとっても、愉快で滑稽なものだったのでしょうか。
それとも、恐ろしく、おどろおどろしい存在だったのでしょうか
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この怪物君たちは、どちらかと言うと、磨り減って丸くなった疑いもあります
昔の人達の想像力って、オリジナリティがあって面白いと思います。
当時の人達の心境はわかりませんけど、この遺物にはいたずらしたら、罰が当たりそうな気がします
この怪物たちは小さいけれど傑作だと思います
ロンドンの仔豚同様、作った人(人たち?)の心が伝わってくるようです