みみずのしゃっくり

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汚いフランス人

2020-09-15 | その他

下の写真は本文とは全く関係ありません。
前回の美灯小路の後でドイツ語Wikiの記事を読んでいて発見したのが、その「美灯(美しいランタン)」です。

これはレプリカで、オリジナルのランタンはウィーン・ミュージアムにあります。





      


ここからタイトルの本題です。

友達のひとりはオーストリア人ですが、ネイティブスピーカーのようにフランス語を話します。彼女が友達のフランス人(ネイティブスピーカーなみにドイツ語を話す)と一緒にスーパーで買い物をしていたときのこと。ふたりはフランス語でお喋りしていました。店内で使用するショッピングカートを元の場所に戻すためカートを押したら、偶然そこを通った他の買い物客にぶつかってしまいました。その買い物客が「Dreckige französen
(ドレッキゲ・フランツゥーゼン=汚いフランス人)」と言ったそうです。
こういうのを悪態と言うのでしょうね

ちょっとぶつかっただけで大して痛くもなかったはずですが、その人の「虫の居所」が悪かったのでしょうか。フランス嫌いなのか。ひょっとしたら2人がドイツ語ペラペラであることを知らず、旅行中の行儀悪いフランス人と思ったのかもしれません

人種差別の対象となる人々は屡々、変な目で見られたり何かブツブツ言われたり、不快な思いをすることが多いだろうと思います。

学生時代、ウィーン大学で何かの手続きのため長い行列で待っていました。私はイタリア人留学生とドイツ語でお喋りしていました。私が「日本では、こんなに待たされないよ」と言い、イタリア人も「イタリアでも、もっと早いよ」と、まあ本気ではなく軽口をたたいていたら、そばの女子学生がプンプン怒りだしたのです。その女子学生はイタリア人で、但し南チロル出身のゲルマン系イタリア人でした。

こういうことがあるので、問題含みのテーマはひそひそ話が安全です

そういえば、ドイツ語夏季講座で一緒だったイタリア人が「私はイタリアが大嫌い」と言うので不思議に思いましたが、彼女も南チロルのゲルマン系イタリア人でした。


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