あれから4年経ちました。何年経っても、あの時のショックと悲しみは記憶しておこうと思います。
ゴマグリもなかのMichimichiさんも肖像画を描かれた「震災で消えた小さな命展」パート3が始まっています。
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小さな命パート3の大きなポスターは
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ポスターの裏側は
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4年前の3月11日と、その続き(余震その他後続災害)で犠牲になった命の中には野生動物や貴重な植物も含まれると思います。
彼ら全ての命を想いやり、彼らの代表として登場するのが「命展」の肖像の皆さんです。
以前にも紹介しましたが、貴重な記録絵本のひとつを再度アップいたします。
命展代表のうささんが描かれた「ぼくは海になった」
悲しい物語ですが、うささんの優しい絵で、子供にも読める穏やかでヒューマンな内容になっています
アマゾンで入手できます
今日の蛇足
日本では「ペット不可」という賃貸不動産物件が多く、家やアパート探しに苦労される人が多いのではないでしょうか。
ウィーンに住むようになってからの印象では、契約書に「ペット不可」などという項目があったことはないようです。
誰かが「動物好きの人がペットを飼うのは基本的人権だ」と言っているのを読んだことがあります(日本人ではなかったような)。
靴のまま出入りする居住スタイルと、履物を脱ぐか替えることで外と内を厳密に区別する日本の居住文化の違いも影響しているのでしょうが
日本でも、そろそろ「ペット不可」などの条件はなくなってもいいのではないでしょうか?
古くから犬さん猫さんが出入りしていた「土足型集合住宅」では、「良いしつけ」も伝統となっているように思います(一般的傾向として特にドイツ語圏は「しつけ」が良いようです)。
こうした背景を考えると「ペット不可」が消滅し、「良いしつけ」が当たり前になることが大切だと思います。
「ペットはしつけの良いものだ」という国民的共通意識が普及し、大災害の避難所で「ペット差別」がなくなりますように
補足:最近は、住まいの中に入って靴を脱いだり、スリッパに替えたりする人たちも増加しています。
農村部などを除けば、ここらの家猫さんも今は完全室内飼いです。