気ままな日々を 思いつくままに

旅の様子や
今日の庭
思いついたことなどを
気ままに 気楽に綴ります

名護市長選の報道

2010-01-25 00:42:56 | メディアから
名護市長選は、投票終了直後から稲嶺氏の当確と報じられているが、23時までの選挙管理委員会の発表は、揃って9500票で並んでいた。11時30分の速報で初めて、17670VS16130と1500票の差がついた。ここで稲嶺氏の得票率が50パーセントを超えたので当選したことになるのだろう。しかしなぜ11時まで全く同じ得票数なのか、そんな装飾をしなくても良いのではなかろうか
しかし不思議なのは、投票日前の紙面では、朝日も読売も、両者接戦と報じながら、ほとんど投票終了と同時に当確と報じるのは、なんとなく納得できない。何か思惑があり両者接戦と報じていたのであろうか

読売新聞は19日にこう書いている

「稲嶺氏先行、島袋氏が猛追…名護市長選読売調査」

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設受け入れの是非が焦点となる沖縄県名護市長選(24日投開票)について、読売新聞社は世論調査と取材を基に情勢を分析した。

 民主など4党推薦の新人・稲嶺進氏が先行し、自民、公明両党の支援を受けて再選を目指す現職・島袋吉和氏が猛追している。有権者の2割弱は態度を決めておらず、情勢には流動的な面もある。

 調査は告示日の17日午後から18日にかけて、無作為に作成した番号に電話をかける方法で行った。有権者在住が判明した1374世帯のうち、760人(回答率55%)から回答を得た。

 市長選は、自公政権下で日米両政府が合意した名護市辺野古への移設計画に反対する稲嶺氏と容認姿勢を示す島袋氏の一騎打ちだ。

 調査によれば、稲嶺氏は民主支持層の約7割、社民支持層の9割以上を固めた。共産支持層も大半が稲嶺氏を支持している。島袋氏は自民支持層の約8割、公明支持層の多くから支持を得た。普天間飛行場の移設先については「国外」が46%、「県外」が27%に上り、「日米合意通り辺野古にすべき」は16%にとどまった。与党3党が新たな移設先を検討していることには「評価する」が56%、「評価しない」が31%だった

同じ19日、朝日新聞はこう書いている

「稲嶺氏と島袋氏が激戦 名護市長選情勢調査」
2010年1月19日5時30分

 米軍普天間飛行場の移設先として日米が合意した沖縄県名護市の市長選(24日投開票)について、朝日新聞社は17、18の両日、市内の有権者を対象に電話調査を行い、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。移設に反対する新顔の稲嶺進氏と、移設容認で現職の島袋吉和氏が激戦を繰り広げている。投票態度を示していない人が3割近くおり、情勢が変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人をみると、民主、社民、国民新の与党3党と共産などの推薦を受けた稲嶺氏は、民主支持層の7割に浸透。無党派層でも6割近い支持を得ている。自民県連、公明県本部が実質的に支援している島袋氏は自民支持層の8割を固めている。

 情勢調査と同時に実施した世論調査で、普天間飛行場の名護市辺野古への移設については「反対」が65%で、「賛成」の16%を大きく上回った。反対と答えた人では稲嶺氏、賛成の人では島袋氏の支持が強い。投票にあたって移設問題を「大いに重視する」人では稲嶺氏が優勢だ。

 普天間移設の事実上の見返りとして、沖縄県北部を対象に政府が10年間進めてきた振興策については、「評価する」38%、「評価しない」43%と意見が分かれた。「評価する」と答えた人では島袋氏、「評価しない」人では稲嶺氏の支持がそれぞれ厚い。

 移設問題に対する鳩山内閣の取り組みは「評価しない」人が50%で、「評価する」28%を上回った。

 調査は沖縄タイムス、琉球朝日放送と合同で実施した。

     ◇

 調査方法 17、18の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかける「朝日RDD」方式で、名護市内の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は1291件、有効回答は844人。回答率65%。
引用終り

今回は事前投票が半数くらいに達するのではないかとの予測もあったが、結果は不在者投票も含め32%前回並みに収まっている

沖縄県の仲井知事は、22日に例え反対派が当選しても辺野古屁の移設を推進すると言ったらしいが、これで現在の辺野古移設案はなくなったといっても良いであろう

知事の発言に関する産経新聞の記事を引用する

「普天間反対派当選でも現行計画容認」 仲井真沖縄知事
2010.1.22 14:02
 沖縄県の仲井真弘多知事は22日、米軍普天間飛行場移設問題が争点となった24日投開票の同県名護市長選で、同市辺野古への現行移設計画に反対する候補者が勝利した場合でも、現行計画を「やむなく容認する」としてきた自らの姿勢を当面維持する可能性を示唆した。

 知事は、名護市が移設を受け入れることを容認理由の一つにしてきたが、反対派が勝った場合でも「(辺野古移設の)前提条件が全部なくなるかというと、そうは思っていない」と強調。「辺野古は橋本政権時代からいろんな検討がされ、環境影響評価も終わりに近づいている」と述べ、早期移設の実現性が高いことをあらためて指摘した。


周辺の山を埋め立て用の土砂として確保していたゼネコンや、中小の土建業者は、大慌てしているだろう。10年間国から450億円以上の援助を受け取りながら、地域の経済や、市民の暮らしは全く良くなっていないと言う。八ツ場ダムもそうだが、地元民もそろそろ土建屋以外の地域振興策を真剣に考えるべきだろう。

一方で東京都議の補欠選挙で、自民党候補が勝ったという。産経新聞などは大喜びして、民主党、参議院選挙に不安と煽り立てている。そんな問題なのかね・・・

これも産経新聞のWEBから引用する

「都議補選で民主敗北 参院選に不安
2010.1.24 22:58

当選が確実となり万歳をする三宅正彦氏=24日午後10時6分、東京都大島町元町の事務所 民主党と自民党の新人候補同士の一騎打ちとなった東京都議補選(定数1、島部選挙区)は24日投開票が行われ、自民党候補が勝利した。民主党の小沢一郎幹事長が政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部の事情聴取を受けた翌日の投開票となったことも、有権者の投票行動に影響した可能性があり、民主党にとっては手痛い敗北となった。

 伊豆・小笠原諸島からなる島部選挙区は、自民党が7期24年間にわたって議席を占めてきた強固な保守地盤だった。民主党は今回の都議補選を、東京における参院選の前哨戦と位置づけ、都道府県議会レベルの選挙では異例ながら、小沢一郎幹事長ら党幹部や閣僚が乗り出していた。

 今月8日には伊豆、小笠原諸島の首長らを陳情の名目で呼び、小沢氏が直々に補選への協力を要請したほどだった。さらに、菅直人副総理・財務相、東京選出の蓮舫参院議員ら民主党の衆参国会議員約20人が、遊説のため大島や八丈島に入った。

 政権与党として力を入れた結果の敗北だけに、党内では参院選への不安から、「政治とカネ」の問題を抱える小沢氏や、鳩山由紀夫首相に対する風当たりが強まる可能性もある
引用終り

10、796票VS 4、694票か。 今までの票に比較して自民党の票は、増えたのか、減ったのか。
きっと民主党と名乗って候補を立てたのは初めてだと思うので・・・



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小沢幹事長:「陸山会貸付に... | トップ | 石川議員の手帳 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

メディアから」カテゴリの最新記事