北朝鮮の核実験は失敗しても

何か釈然としないものがある。例の北朝鮮の核実験の問題です。一般の人にとって核実験が有ったとか、無かったとか言うことは自分では検証する術は、全くありません。極端なことを言えば、核爆弾が爆発しても、直接それを知ることが出来なければ、ある日突然、髪の毛が抜け、歯茎から出血をして始めて状況を知るくらいのものでしょう。昨日の、日刊現代とか、夕刊フジとかは、北朝鮮の核実験は失敗したと言うことをメインに紙面を構成していたように思います。ところが今朝の新聞や、ＴＶのワイドショウは、日本政府が独自に発表した制裁処置と称するものや、国連に提出したアメリカ案を上回る制裁処置などに殆んどの紙面が埋め尽くされています。夜　ＣＳの朝日ニュースターを見ていたら、ニュースの深層（？）なる番組があり、ゲストとして吉田康彦なる人物が出ていた。自分はとあるところでこの吉田康彦なる人物の名前を知り、北朝鮮の代弁者だとは知ってはいたが、本当にそうなんだと、改めて確認させられることになった。
よく分からないが、北朝鮮の行動は、アメリカにより引き起こされたものであり
北朝鮮は被害者だと言うものであった。さらに、今回の実験が中国の首脳の面子を著しく失墜させたものではないかと言う、葉氏の指摘に対しては、今回の実験は失敗であり、失敗したことに対して、重い制裁を課すのは問題であるとの議論を展開していた。さすがに葉さんから、未遂なら罪が軽いのかとの突込みが為されていたが、かの吉田氏には、全く悪びれた様子はありませんでした。ある意味吉田氏は幸せな人なのかも知れません。自分の信じるものだけが、真実であり、ほかの事は、たとえ、全世界が反対していても、自衛のためにはやむを得ないで済ませてしまえるのですから・・・・・