本間政府税調会長が辞任したと言う。勿論税金とは国の最高の権力の行使であり、国民の支持なくしては、政府は持たない。その意味から言えば、企業減税ばかりに目配りして。一般サラリーマンや高齢者に全く目を向けないこの本間会長が惜しいわけではない。まして本妻と8年間も別居して、離婚できたら結婚しようとする女性がいることなぞ何の問題にもならない。しかし今回財務省の主導で進められたという個人情報のリークから、気に入らないものを辞めさせようとする手口には、非常に陰険で、悪意あるものを感じざるを得ない。そもそも財務省は大衆に消費税の大増税や、年金・社会保険負担のの大幅アップげげにより、財政健全化と称するものを目標に掲げ、石氏はその財務省の言うがままにその政策を実行した人物で、消費税の増税で財政の健全化さえ出来ればそれで良しとする、大増税派であった。小泉の後継である安部はその石会長を切り捨て、本間を会長に据えた。彼はまず成長有りきで、企業減税推進派であり、財務省の政策とは、全く異なる方向を目指してた。本間が今の官舎に住んでいるのは03年からだと言われています。そして最上階の部屋に移ったのが、会長になってからだと・・・ そして同居人として届けられているのは、本妻の名前であると。 ここに大きな疑問があります。03年から住んでいたとき、同居人はいなかったのですか。高級官僚の官舎は単身でも利用できるところなのですか。となると今までも同じ人と住んでいたのではないのですか。なぜそのときには問題にならないのですか。そして同居人の名前までどうしてわかるのですか。あまりにも不自然ではないですか。まるで罠をかけて足蹴にしたようなものではないですか。プーチンがその政敵を我々が知ることも無い物質で、殺す。まさに同じですよね。しかももっと大きな問題があります。プーチンは独裁者だとは言え、ロシア国民から選挙で選ばれています。役人とは違います。役人が恣意的に個人情報を使って自分と意見の違うものを倒す。誰がやったか判らない。当然責任も取らない。こんなことが日常に行われているのでしょうか。今回はたまたま不明朗な官舎に入ると言う問題でした。国税庁や警察・検察は本当に公正に職務を執行しているのでしょうか。もし恣意的に法律を執行するようなことが起こっていればと思うと、背筋が寒くなります。勿論足を引っ張られるような甘さを持っているからダメなんだと言う議論はあります。しかし議員宿舎や、官舎が完全にその目的のためだけに、使われているのでしょうか。いつだか、マンションのポストに意見チラシを配布したら、軽犯罪法で2ヶ月も留置された人がいましたよね。本当に公平に法は執行されているのですか。
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