気ままな日々を 思いつくままに

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気ままに 気楽に綴ります

06 12月京都 3日1

2006-12-03 22:41:42 | 二人の旅
安楽寺・法然院
市営駐車場が満車なので、当ても無く路地へ入る。と そこに2箇所の私営の駐車場が並んでおり、一台まさに出ようとしていた。全く待ち時間無く駐車できたのは幸いであった。銀閣寺前からゆっくりと歩いて、15分もあったろうか。突き当たりに人が群れているのが見える。そこが安楽寺であった。素人のカメラマンが10人以上階段下に陣取り、階段と山門から人の姿がなくなるときを待っている。石段への散紅葉を狙っているのは解る。しかし今は12月3日日曜日の午後2時である。既に何千人もの人がこの階段を歩いているだろう。もし本当に散紅葉の石段を撮るつもりなら、人が誰も歩いていない、寺が掃除すらしていないときに来て、撮影をすべきであろう。日曜日の午後2時過ぎに来て、人のいない石段の散紅葉を写して、どんな意味があるのだろう。あるいは一般公開は今日まで出あるのだから、明日来ればあるいはもっと散り落ち葉の積もった石段を心置きなく撮影できるのではないかと、感じました。話が変な方向に向かってしまいましたが、この安楽寺の自分の寺に対する誇りということです。この寺は念に何日も公開しません。そして公開しているときは、本尊の前で住職が30分ごとに説教をしているとの事です。お隣の法然院もここは本堂を一般公開していない代わりに、境内への立ち入りは自由にしています。初めて行った所ですから例年の紅葉と比較してなどと言う大それたことは出来ませんがまだまだキレイな色合いを保ち、まるで野生を思わせる木々の高さが印象的でした。宗教的なことは良く解りませんが、ひたすら念仏を唱えれば、救われると言う仏教の教えは、死ねば何にも無いよと嘯く、自分のような無信心者にも、何か有るのかなと思わせる何かがありました。寺の坊主が自分の寺をひたすら愛せるように感じられたのは今回の大きな収穫になるような気がします。

コメント
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