詩集「2N世代」

詩作品、短編、評論、エッセイ他: Blogタイトルと内容がこの数年異なってきた。タイトルを変えたほうがいいかもしれない。

Stephen Hawking

2011年05月19日 08時54分46秒 | サイト&人物の紹介

Stephen Hawking : NEWS
I regard the brain as a computer which will stop working when its components fail. There is no heaven or afterlife for broken down computers; that is a fairy story for people afraid of the dark.
昨日早朝BBCを聞いていたら、この部分の言葉が耳に飛び込んできた。しかもそれはStephen Hawkingの言葉だという。偉大な学者からこうあっさり言われると衝撃が強い。
NET上の報道で確認することにした。
Stephen Hawking :NEWS 
Stephen Hawking :NEWS 
どうしようもない不幸に閉じ込められたときなど、天の神に祈ったり、亡き父母に泣きついたり、そういう経験は誰にでもある。神社仏閣でわずかなお賽銭を投げ入れ、たくさんの要求(お願い)をしている人々の姿も日常茶飯事、当たり前のこととして目にする。
いずれにせよ、お祈りは古代から貴い行為だとみなされてきた。
しかしそういう何もかもが、上のHawking博士の言葉によると、全部あっさりとa fairy story for people afraid of the darkということになる。単なる無神論ではない。特にcomputerの比喩に、説得力がありすぎるのだ。
衝撃を受けながらも信じてはいない。人間の脳が機械のcomputerと同じ筈がないではないか!ただ比喩はcomputerのスイッチ云々ではない、computerの故障である。スイッチなら再度入れればいいが、機能不全はそうはいかない。だからリアリティーがある、まざまざと実感できる。それでも、死がそれほどに単に物理的なものとは、思いたくない。正直、衝撃を受け、いささか動揺している。熱心な信仰者に暗殺されかねない発言ではないか。Hawkingの影響力、そしてこの発言の波紋は大きいと思う。