ぼけ~~~っと人生充電記!

こんな時だから、こんな時だからこそ、色んな事を書き残していきます。

寸借詐欺

2006-09-03 23:59:32 | Weblog
中津の済生会病院の薬局に「寸借詐欺が はやっています、ご注意を…」というような内容の張紙を見ました。
ここから想像すると、例えば「風邪引いて熱があって、お医者さんに来たんやけど財布持ってくるの忘れましてん、5,000円ほど貸しといてもらえまへんか?必ず返します。もう頭 痛~て、痛~て…助けてください。」なんてやり取りがあるんちゃうやろか?で、年寄りにいわれたら「じゃあ…」ということになるんやろなあ、、

実はもう15年ほど前に仕事の帰り道でこんなことがありました。
場所は西天満の大阪地方裁判所附近でした。男はさいふを落とし新大阪からここまで歩いて来た、家が堺でそこまで歩いて帰ろうと思っていたけどもうへとへと、お金貸してもらえませんか?というもの。男は初老、身なりはきちんとしていました。新大阪からここまで歩いて来た?そらしんどかったやろなあと気の毒になりお金を貸してあげました。男はお腹もすいたのでその分と合わせて5,000円程貸してほしいと言ってましたが、そこまではできないということで、確か2~3,000円、多分2,000円を貸したと思います。男から名刺をもらい、私は連絡先を書いて渡し、その後の連絡(返済)を待ちましたが、なしのつぶて、それで終了です。何年か後にテレビで、金を借りる(騙し取りる)時に、前に騙した相手の名刺を渡し、今回 騙している相手から名刺をもらい、次のカモにその名刺を使う、という手口を紹介していました。これだったんか……まだその時は10%位信じていたけど(何らかの事情で返せなくなった)、完全に騙されていたんか~とがっかりしました。
後で思ったんですが、裁判所の隣は天満警察署、そこでお金を借りるよういえば良かったと……

話は変わりますが去年の冬、野田阪神から15分くらい歩いたあたりで、男から道を尋ねられました。十三まで歩いて行くといいます。ここからだと淀川を歩いて渡らねばならなずかなりしんどい。十三から阪急に乗るのかと思い、中津から乗れば?どこまで行くの?などと聞いてみると、男は「実は財布を落とし、十三の友達の家まで行きお金を借りようと思っていたんだけれども……」そこまで聞き、前回のことがいっぺんに思い出され、後の話を聞かず男から離れた私でした。でももしもあの男、本当に困っていたんなら助けてあげたほうが良かったのでは?と考えてしまいます。
よくよく騙されやすい性格みたいです。
 
病院で寸借詐欺……引っかかるかもしれません。。
気を付けないと……
                          75号
コメント
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