パソコンじいちゃん

最近は個人的な日記になっています。
初心に帰り、パソコン操作の役に立つ内容になるよう頑張ります。

おばあちゃんの 新しいパソコン

2018年01月22日 | 日記

公民館のなんでも相談室に、新品のパソコンを持ってやってこられました。
windows10パソコンの使い方を教えてほしいようです。
おばあちゃんはまだ一回もこのパソコンを使っていないとのことでした。

家族に設定してもらったので、パスワードを聞いて、自分で書き留めておいたそうです。

電源を入れて、パスワードを入力しましたが、何度入れ直してもパソコンが開きません。
ログインパスワードが間違っているようです。

パスワードが間違っていては、永遠にパソコンは開くことが出来ません!

家族に電話連絡がつきました。 違うパソコンのパスワードだったようです。
正しいパスワードを入力して、やっとパソコンが使えるようになりました。




このことがあったので、ログインパスワードについて考えてみました。


ログインパスワードは必要ですが、自分しか使わないパソコンなのに、
起動するたびごとに複雑なパスワードを入力しなければいけないなんて、面倒なだけです

ログインパスワードの設定を「無し」にすると、ネットワーク経由で他人が自分のパソコンを
勝手に操作することが簡単にできてしまい危険です。
しかし、どんな複雑なパスワードを設定しても安全とは言い切れません。
(大企業や公共機関からのデータ流出事件がそれを物語っています)


パソコンを簡単に開く、比較的安全で、簡単な設定はないものでしょうか?


パスワードの代わりに、PINと言う、4桁以上の数字を設定する方法が推奨されています。
「PIN」とは、キャッシュカードの「暗証番号」と同じようなものです
パソコンを起動するときにこの4桁の数字を入力するだけです。
4桁の数字ならば、起動時の入力もあまり面倒ではないと思います。

どんなに複雑なログインパスワードより、たった4桁のPINのほうがなぜ安全なのでしょうか?

どんな複雑なパスワードでも、解析・流出してしまえば、他のパソコンから侵入されてしまいます。
ところが、PINは、設定したそのパソコンから入力したときだけ有効な数字なのです。
PINが解析されたり流出したとしても、他人のパソコンからのPIN入力は無効なのです。
他のパソコンから侵入されて遠隔操作される危険性は、PINにはないそうです。

パソコンが初期設定のままでは、たぶん、この「PIN」がつかえません。
アカウントを「Microsoftアカウント」に変更すれば、間違いなく、「PIN」が使えます。
でも、ほとんどのパソコンは初期設定「ローカルアカウント」のままだと思います。

「PIN」の設定はハードルが高すぎて無理という方のために、次善の策を考えました。



次回ブログに詳しく説明しますが、パソコンは電源を入れるだけで立ち上がります。
パスワードを設定しているのに自動起動しますが、安全性はかなり低下します。


安全性を重視するのならば、大事なものをパソコンに保存しないのが一番です。
なぜなら、PINやログインパスワードは、パソコンを開くだけの鍵であって、パソコンの中身を
保護するものではないということだからです。
盗まれても問題の無いデータしか入っていないパソコンならば、データを盗まれても構わないし、
たぶん誰もデーターを盗もうとはしないでしょう。


PINやログインパスワードを知っていなければ、確かにパソコンを開くことは出来ません。
では、パソコンが開かれなければ、中身が見られてしまう心配は、全く無いのでしょうか。

いいえ、パソコンを開かなくても、簡単にパソコンの中身を見ることが出来ます。
保存されているファイルも簡単に取り出せます。
見られては困るので完全に削除したファイルでさえ、パソコンからは見えませんが、
復元することも可能な場合さえあるのです。
(どのようにするのか? パソコンの分解が必要ですが、詳しくは言えません!)


何度も言いますが、重要な内容はパソコン内に保存しないことです。
外部記憶装置(USBメモリーや外付けハードディスク等)に保存しておけば安心です。
普段パソコンから隔離しておけば(切り離しておけば)、侵入される心配はありません。
おまけに、パソコンが故障した場合にもデーターは健在です。

こうしておけば、「起動時に、パスワードの入力を省略して、パソコンを自動起動」
しても問題ないと思います。(私は、とにかく簡単にパソコンを開きたいのです)



起動時に、パスワードの入力を省略して、パソコンを自動起動する方法」は、
次回ブログで説明したいと思います。




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