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奈商生、食育授業から商品開発へ

2012年01月24日 | まちのわだい




 1月17日、奈井江商業高校では、商業科の2年生を対象に食育の出前講座を行いました。

 町内の農業者グループ「ほおずき畑」が取り組んでいる食用ほおずきを高校生に知ってもらい、同時に流通について学び、新しい地元特産品の開発に繋げようというものです。

 講座は昨年12月から2回に分けて行われ、この日は第2回目です。

 第1回は、食用ほおずきに関する基礎知識と、流通の基礎知識について勉強し、今回は、流通の基礎知識(その2)と、調理実習でした。

 食用ほおずきについては「ほおずき畑」のメンバーが講師を務め、流通については、大手スーパーでマーケティングを担当したキャリアを持つ加藤義一さん(プランニングオフィス“YK”代表)が努めました。

 流通に関する講座では、スーパーやコンビニなどの業態の違いや、商品の陳列、パッケージなど、日ごろ店で見る何気ないものが、すべて売るという目的のために戦略的に配置されていることなどを学んでいました。

 調理実習では、食用ほおずきのペーストを使ったロールケーキ作りに挑戦しました。
 お菓子作りに慣れていない生徒もいたようですが、どのグループも上手に作ることができ、生徒からは「美味しい!」という声が上がっていました。

 同校では来年度にかけて、この食用ほおずきを使った商品を開発していきたいと考えているそうです。

 「ほおずき畑」の川筋智代代表は、「今後の展開が楽しみ。私たちも、できるだけ協力していきたい」と話していました。

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