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中空知の交通指導員合同研修で大きな成果

2014年09月17日 | まちのわだい
平成26年9月17日(水)
 中空知5市5町の交通指導員が奈井江町に集まり、道内でも初となるグループディスカッション形式による合同研修会を開催し、指導技術の向上を図りました。



 中空知広域交通指導員会協議会(渡邉修・会長)が主催する研修会に集まったのは地元、砂川警察署の藤井範康署長ほか、中空知管内の交通指導員、約60名。
 通常、こういった研修は、警察署の職員による講義が主ですが、この日、実施されたのは講義のほかに道内でも初となるグループディスカッションによる技術交流。
 ディスカッションのテーマは、次の3点。
①交差点での指導の際、指導員自身にどのような危険が潜んでいるか。
②指導中の危険を回避するために、指導員はどの位置に立ち、どの方向を見ながら指導するのが最も理想的か
③街頭指導中、交差点の向こう側から信号無視をして横断歩道を渡ってくる人がいたときにどんな対応をするか。

 ①②については、車から自分を守ることを意識し、「車から見やすい位置に立つ」「車道に出ないだけでなく、車の内輪差を考えて車道から50センチ離れて立つ」などのほか、「交通量の多い交差点では、複数体制での指導を行うことが望ましい」などの意見が出されました。



 また、③については、「信号無視をするのは子どもではなく大人」「横断中に戻れとは言えないので、渡り切ってから注意をする」「注意するときは反感を買わないよう、例えば、『お孫さんがマネしたら困るでしょう』などと優しく言わざるを得ない」などの意見が出されました。
 1時間に亘って、3つのテーマを話し合い、発表が行われましたが、日ごろの苦労や疑問点なども共有しながら、最後まで活発な議論がなされていました。



 北海道交通安全指導員連絡協議会の会長も務める渡邉会長は、「全道各地で行われている研修会でも実施したことがない研修方式だったが、非常に有意義で大きな成果があった。道の事務局にも報告していきたい」と述べていました。

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