奈井江商業高校の生徒が、大手コンビニチェーン・ローソンと共同で開発していた商品が完成し、3年生の生徒2名が町役場を訪れ、北良治町長へ試作品を手渡しました。
今回、生徒が開発した商品は、「メロンケーキデニッシュ」。
デニッシュ生地のパンにスポンジケーキとメロン果汁入りクリームを挟み込み、クッキー生地にもメロン果汁が使われています。
デニッシュならではのバターの味わいと、しっかりとしたメロンの香りが特徴です。
今回の商品開発は、全校生徒からアイデアを募りました。
町の特産品である北海キングメロンにちなんで、メロンをキーワードにした商品を考え出したそうです。
また、商品の包装も、生徒が考えたものが使われる予定です。(写真は試作品なので、透明な包装になっています)
生徒から渡されたメロンケーキデニッシュをさっそく試食した北町長。
「これは美味しい!」と大絶賛でした。
訪れた生徒は、「パンと言うよりは、スィーツというコンセプトです。甘い物好きな若い女性などにぜひ、食べていただきたいですね」と話していました。
このメロンケーキデニッシュ。
1月26日に文化ホールで行われる演奏会「音の玉手箱」(14時~)の会場で町民向けに販売されます。
そして、1月29日からは、全道のローソンにおいて、期間限定で販売されます(1個130円)。
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そして今、新たな商品開発がスタートしています。
来年9月、札幌大通公園を舞台にした食の一大イベント「さっぽろオータムフェスト」において、高校生によるグルメコンテストが開催されます。
全道各地の10校・16チームが、ワンコインで楽しめる地元特産品を使ったメニューで競いあいます。
このコンテストにエントリーした奈井江商業高校。
12月15日、この取組に志願した1年生の生徒4名が、試作を行いました。
今回作ったのは、地元奈井江や空知管内の特産品を使った次のメニューです。
肉詰めしいたけカツバーガー
肉詰めしいたけバーガーてりやき風
合鴨豆腐ハンバーガー
ジンギスカンからあげバーガー
ハンバーガーのパンは、町内の京屋製菓と共同開発した米粉パンです。
この日は、プレーン、白、黒ごま、トマト、六穀米の5種類が用意されていました。
しいたけは、「障がい者支援施設ないえ」の「就労支援センターすまっしゅ」が生産する製品を使っています。このしいたけは、昨年度と今年度、全道の品評会で上位に入ったものです。
また、ジンギスカンからあげのレシピは、町商工会から提供されています。
生徒たちは、試食をしながら「これは美味しい! いける!!」「こっちはちょっと…」と感想を出し合っていました。
今後、メニュー開発の講習会に参加しながら、さらに改良を加えていくそうです。