奈井江町 まちのわだい web版

北海道 奈井江町役場の公式ブログ
町のさまざまな出来事をお知らせします

奈商1年、保育所に商店街を開業!?

2012年12月26日 | まちのわだい


 12月12日、奈井江商業高校の1年生25名が中央保育所を訪れ、保育体験を行いました。

 この活動は、家庭科の授業として行われたものですが、商業高校の特徴を活かして、保育所内に仮設の商店街を作るという、ユニークなものでした。

 生徒たちは、事前に園児が喜びそうな「アイスクリーム屋さん」「ドーナツ屋さん」「のりもの屋さん」といった店を考え、「商品」や看板、お金、財布までもを自分たちで作ってきました。

 園児たちは、次々にお目当ての店に駆け寄り、品定めをして、お気に入りの品を次々と購入していました。

 高校生たちは、「子どもたちの反応が良くて嬉しかった」と喜ぶ一方、ちょっと売れ残りが出てしまった店では、「さっぽろオータムフェストの出店より厳しい…」とのぼやきも聞こえました。

【さっぽろオータムフェスト】毎年9月、札幌大通公園で行われる、食の一大イベント。奈井江商業高校は、そのイベントにチャレンジショップを出店しています。

血圧と野菜をテーマに健康フォーラム

2012年12月26日 | まちのわだい

【講演する百々瀬いづみ講師】

 12月9日、町文化ホールで、健康フォーラムが開催されました。
 今年は初めて、浦臼町との広域連携により、両町の共催で行われ、奈井江町だけではなく浦臼町の町民も多数、参加しました。

 フォーラムでは、天使大学看護栄養学部の百々瀬いづみ講師が「健康と血圧」をテーマに、シニア野菜ソムリエの萬谷利久子さんが「野菜」をテーマに講演を行いました。

 百々瀬講師は、知らずに進行し、命に関わる病気も引き起こす高血圧の怖さと、その予防法として「減塩」について分かりやすく解説しながら、「野菜をたくさん食べることで、食塩を体外に排出することになる」と訴えていました。

 萬谷さんは、豊富な野菜の知識から、最近話題の“干し野菜”や塩麹(こおじ)、グリーンスムージー(野菜ジュース)について紹介しながら、「人の体はそれぞれ、栄養の吸収の仕方などが千差万別で、健康法も人によって違う。健康情報に振り回されないで、自分の体やライフスタイルに合った健康法を実践しましょう」と呼びかけていました。


【健康チェックコーナー】

 また、文化ホール管内では、健康チェックコーナーや健康情報のパネル、町食生活改善推進協議会による試食コーナーが設けられ、多くの人で賑わっていました。

小学校統合に向けて全児童が交流

2012年12月26日 | まちのわだい


 来年4月に統合する、奈井江、江南の両小学校。
 今年度、各学年ごとに交流事業を行い、円滑な移行を目指してきました。

 12月7日、全学年による「お楽しみ集会」を開いて、さらに交流を深めました。

 この日は、両校の児童が混ざって、高学年がリーダーとなるグループを作り、統合後の校舎となる奈井江小学校の施設全体を使って、「宝さがしゲーム」や「かくれんぼ」を行いました。

 「宝さがしゲーム」では、校舎のあちこちにポイントカードが隠されています。
 廊下には児童会メンバーの“門番”がいて、グループ全員がじゃんけんで勝ち抜けないと通り抜けられません。
 高学年が低学年の児童を上手にリードしながら、ゲームを進めていました。

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 統合により、全児童数は254人となる予定です。

 学級編成は、4~6年生が各2学級。
 2年生も、北海道の少人数学級実践研究事業に指定された場合、2学級となります。

 また、統合後の教職員数は、普通学級や特別支援学級、巡回指導教員などで23名の予定です。

メロンパンの試作ができました! ~奈井江商業高校、商品開発の取組~

2012年12月26日 | まちのわだい


 奈井江商業高校の生徒が、大手コンビニチェーン・ローソンと共同で開発していた商品が完成し、3年生の生徒2名が町役場を訪れ、北良治町長へ試作品を手渡しました。

 今回、生徒が開発した商品は、「メロンケーキデニッシュ」。
 デニッシュ生地のパンにスポンジケーキとメロン果汁入りクリームを挟み込み、クッキー生地にもメロン果汁が使われています。
 デニッシュならではのバターの味わいと、しっかりとしたメロンの香りが特徴です。


 今回の商品開発は、全校生徒からアイデアを募りました。
 町の特産品である北海キングメロンにちなんで、メロンをキーワードにした商品を考え出したそうです。
 また、商品の包装も、生徒が考えたものが使われる予定です。(写真は試作品なので、透明な包装になっています)

 生徒から渡されたメロンケーキデニッシュをさっそく試食した北町長。
 「これは美味しい!」と大絶賛でした。

 訪れた生徒は、「パンと言うよりは、スィーツというコンセプトです。甘い物好きな若い女性などにぜひ、食べていただきたいですね」と話していました。

 このメロンケーキデニッシュ。
 1月26日に文化ホールで行われる演奏会「音の玉手箱」(14時~)の会場で町民向けに販売されます。
 そして、1月29日からは、全道のローソンにおいて、期間限定で販売されます(1個130円)。

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 そして今、新たな商品開発がスタートしています。

 来年9月、札幌大通公園を舞台にした食の一大イベント「さっぽろオータムフェスト」において、高校生によるグルメコンテストが開催されます。
 全道各地の10校・16チームが、ワンコインで楽しめる地元特産品を使ったメニューで競いあいます。

 このコンテストにエントリーした奈井江商業高校。
 12月15日、この取組に志願した1年生の生徒4名が、試作を行いました。



 今回作ったのは、地元奈井江や空知管内の特産品を使った次のメニューです。
 肉詰めしいたけカツバーガー
 肉詰めしいたけバーガーてりやき風
 合鴨豆腐ハンバーガー
 ジンギスカンからあげバーガー



 ハンバーガーのパンは、町内の京屋製菓と共同開発した米粉パンです。
 この日は、プレーン、白、黒ごま、トマト、六穀米の5種類が用意されていました。

 しいたけは、「障がい者支援施設ないえ」の「就労支援センターすまっしゅ」が生産する製品を使っています。このしいたけは、昨年度と今年度、全道の品評会で上位に入ったものです。

 また、ジンギスカンからあげのレシピは、町商工会から提供されています。

 生徒たちは、試食をしながら「これは美味しい! いける!!」「こっちはちょっと…」と感想を出し合っていました。
 今後、メニュー開発の講習会に参加しながら、さらに改良を加えていくそうです。

町長と語る会(奈井江小)

2012年12月26日 | まちのわだい


 12月6日、奈井江小学校で「町長と語る会」が行われました。

 「町長と語る会」は、子どもの権利条例において、子どもが社会へ参加する権利を定めていることを受けて、実施されているものです。

 保護者参観日に合わせて行われた、奈井江小の「語る会」には、5、6年生77名が参加しました。

 町からは、北良治町長を始め、山中敦子教育委員会委員長などが出席しました。

 子どもたちからは、「不審者が出ないように、町をもっと明るくしてほしい」「お店が少なくて、子どもやお年寄りが不便だと思います。もっとお店を増やしては」などの意見が出されていました。

 北町長は、できること、できないことをていねいに説明しながら、「みなさんの生活に身近な、参考になる意見がたくさんありました。今後、来年度予算を作っていくのにあたり、どう活かしていくか、内部でよく検討していきます」と答えていました。