奈井江町 まちのわだい web版

北海道 奈井江町役場の公式ブログ
町のさまざまな出来事をお知らせします

スクールバスのシートカバー作成

2013年09月25日 | まちのわだい
教育委員会が所管するスクールバスは平成7年に購入したものですが、シートに汚れやキズの目立つ部分が出てきたため、かねてより洋裁サークル(岡 静子 代表)の皆さんにシートカバーの製作を依頼していましたが、シートカバーが完成し、この日、スクールバスに装着しました。




 代表の岡さんは、「事前に採寸したものの、制作中は実際に装着できるのか不安だった」とホッとした様子。サークル仲間と一緒に、シートに合う色調の布を探して購入し、家事の合間を利用して、約1週間で製作しました。
 「型紙も残してあるので、修理が必要な場合はまた連絡して下さい」と話してくれました。

非常食で5日間、生活実体験

2013年09月19日 | まちのわだい
砂川地区防火安全協議会研修会が、奈井江町文化ホールで開催され、加盟する砂川市や奈井江町、浦臼町、上砂川町の地域企業や防火婦人クラブ会員、自治体職員など、45名が参加しました。

 砂川消防署予防課保安係の小俣貴司主任による講義「職場に、家に、非常食は本当に必要?」のあと、署員2名が自ら5日間(15食)取り組んだ『1日水の摂取量を2リットルに制限』し、『食事は非常食だけ』で生活したビデオを上映し、その後、感想を述べました。

■毎食、違う種類の非常食を食べた場合(小俣主任)
「味も美味しく、ストレス無く完食できました。非常時には、色々な種類の食べ物があると好ましいです。お湯でも水でも作ることができる非常食をあえて水で作ったときは、温かみの無い食事は満足感が低く、食事の質にも気遣いが必要だと感じました」



■同じものを食べ続けた場合(佐藤典彦・保安係長)
「味は美味しいけど、12食目くらいから甘い物など、他の味が恋しくなりました。普段の食生活と比べて、カロリーが少ないせいか、空腹感が強くて食事が待ち遠しく、非常時に備えて色々な種類の食べ物があれば、ストレスが少なく済むと感じました。検証後は、体重が3㎏減っていました」


 試食会では、参加者がパンの缶詰や水で調理したご飯、冷たいまま食べられるカレールゥ、化学反応で温まる牛丼のほか、25年間保存可能な海外製の野菜シチューなどを試食しました。
 皆さん、どの食品も普通に美味しく試食していたようですが、年齢による嗜好や冷たい食事を摂る状況など、非常食の備えはもちろんですが、日常生活とは違う環境での苦労について、深く考える良い機会となりました。

中央保育所収穫祭

2013年09月17日 | まちのわだい
中央保育所の菜園で、6月に皆で植えたじゃがいもやトウモロコシの収穫を行いました。




 お手伝いに来た民生児童委員14名が、スコップを畑に差すと子どもたちが集まり、競って手を伸ばします。皆で、ワイワイ言いながら、ジャガイモを掘り出しました。
 収穫は、ジャガイモ15㎏、ポップコーン用のトウモロコシ30本。保育所の中で見学していたきりん組のところまで、「でっかいだろう!」と自慢にいく園児もいました。
 このあと、給食時間に収穫したてのホコホコの新ジャガで作った「コロッケ」を全員で食べました。
 各テーブルには、手伝ってもらった民生委員も座り、異世代交流をしながら、美味しく、楽しいひとときを過ごしました。





看護技術強化研修事業講演会

2013年09月10日 | まちのわだい
 自治体病院協議会が、小規模病院等看護技術強化研修事業の一環として、「その人らしく生きるための支援のあり方について」をテーマとする講演会(奈井江町文化ホール)を開催しました。
 町民を始め、近隣市町の医療や介護従事者など、180名が参加しました。



 講師は、北海道大学医学部附属看護学校で専任講師をされている看護師の石垣靖子さんです。

 講演は、石垣さんが行ってきた緩和ケアの実践から、
「患者は、愛する人との隔離を受け入れ、病室という日常生活の楽しさや自由も制限せざるを得ない状況にありますが、病を患っていても生活者であり、医療と患者の双方で、生活の自由を拡げる挑戦が必要です」
「医療従事者は、医学的な視点を強調して、『人生』という患者本人の物語を抑圧することのないよう、人権を尊重し社会的にも適切であるよう、本人にとって最善の道を探る努力が必要です」
 終始、静かな口調ながら、医療・介護の従事者に対し、患者一人ひとりの人権が尊重される医療、介護を提供するため、多様で大きな課題を乗り越えなければならないと骨太のエールを送りました。

中央保育所のお神輿

2013年09月05日 | まちのわだい
 中央保育所の園児によるチビッ子みこしが、近隣に建つ特別養護老人ホームやグループホーム、高齢者住宅を慰問しました。


 「わっしょい、わっしょい」と元気な掛け声がこだまする中、ぞう組ときりん組の園児による2基のみこしが保育所を出発。
 やすらぎの家では、施設内の通路を全て回りました。


 グループホームかわせみでは、入居者が施設の横に設置されたベンチに座り、今か今かと園児たちの到着を待っていました。
 園児たちが再び大きな声で、「わっしょい、わっしょい」とみこしを担ぐと入所者の皆さんから沢山のお菓子をもらいました。