奈井江町 まちのわだい web版

北海道 奈井江町役場の公式ブログ
町のさまざまな出来事をお知らせします

親子ミニリンピック

2012年03月22日 | まちのわだい


 3月22日、子育て支援センターで「親子ミニリンピック」が開かれました。

 1歳~4歳の子どもとその親、30名が一緒になって身体を動かしました。

 この日は、まず簡単な体操で身体をほぐしたあと、かけっこや、障害物競走を楽しみました。

 会場では、子どもたちが元気に駆け回ったり、遊具で遊ぶ中、母親同士や、ボランティアで訪れた民生児童委員協議会女性部のメンバーと楽しそうにおしゃべりをする姿が見られました。

 身体を動かしたあとは、おやつを囲んで交流しました。

新規に就農した若者を激励

2012年03月22日 | まちのわだい


 3月21日、JA新すながわ奈井江支所で、新規に就農した若者を激励する会が2年ぶりに開かれました。

 前回の開催以降、新たに就農した6名(夫婦が1組、単身者が4名)が対象となり、うち4名が出席しました。
 どの方も、すでに父親や義父と一緒に、農業に従事しています。

 新規就農者の代表としてあいさつに立った中野希望(なかの のぞみ)さん(28歳)は、「一日も早く一人前の農業者になって、地域に貢献できれば」と述べていました。

 また、息子が継ぐことになった父親の一人は、「後継者がいるというのは、とてもありがたいこと。自分たちを超えていき、これからの町の農業を背負って欲しい」と、若者たちへ大きな期待を込めて話していました。

日研ツール(株)10周年

2012年03月22日 | まちのわだい


 町内に立地する切削工具メーカーの日研ツール株式会社が、立地から10周年を迎えました。

 3月10日、北良治町長や、住友電工(株)など関連企業の役員などを招き、150人の従業員とともに公民館で記念の祝賀会を行いました。

 あいさつに立った同社の成田敏行社長は、工具の技術者として大阪で創業した当時の話を紹介しながら、「平均年齢25.6歳という、若い社員たちが本当によくがんばってくれて、会社を支えている」と社員を讃えていました。

 また、この日は、祝賀会に先立って、関係者に新しく完成した工場と社員寮のお披露目と見学会が行われました。


 新工場の完成により、従業員200名、月産70万個の能力を備えることになりました。
 立地当初の平成14年は、従業員7名、月産2万1千個だったそうです。

 見学会では、各部門ごとに、若い社員が来賓へ丁寧でわかりやすい解説を行っていました。

奈井江中 町長と語る会

2012年03月22日 | まちのわだい


 3月7日、奈井江中学校で「町長と語る会」が行われました。

 参加したのは、1、2年生の生徒114名です。

 写真のように、会場は体育館です。
 両側に1年生、2年生が座り、町長の正面にはプロジェクターが設置され、各クラスでグループごとにこの1年間、まちづくりについて学んできた成果や提言、職場体験を通じて学んだことなどを発表しました。

 イベントについて調査した1年生のグループからは、
「告知チラシにクーポン券をつけて来場者を増やしては」
「他の町のお祭りのように、奈井江町の特産品であるトマトや、メロンを目玉にして、来場者を増やしては」
といった提案がされていました。

 職場体験を通じて学んだことを発表した2年生からは、
「町立病院で介護の仕事を体験しました。看護師さんから、『高齢者の患者さんは人生の先輩。だから、介護してあげるのではなく、させていただいているという気持ちで介護している』という話を聞きながら、高齢化が進む日本では、介護の仕事がもっと大事になると感じました」
という報告がありました。

 北良治町長は、「病院での体験の話は、看護師の話を素直に受け止めてくれたことが嬉しく、すばらしいことだと思います」と応えながら、「みなさんの提言を受けて、実行できるものは取り組んでいきます」と語りかけていました。

もっと知りたい! 在宅医療

2012年03月22日 | まちのわだい
 3月4日、町文化ホールで、滝川保健所が主催する講演会「もっと知りたい! 在宅医療」が行われました。

 方波見医院の方波見康雄医師をコーディネーターに、在宅で最後を迎える人たちを支える在宅ホスピスを運営する医師や、音楽療法を実践する大学教授を招いて、「自分らしく生きる医療」について、考える機会となりました。

 在宅ホスピスの実践を報告したのは、「緩和ケアクリニック・恵庭」を運営する、柴田岳三医師です。

 柴田医師は、日本で最も多い死因となっているがんを取り上げながら、緩和ケアやホスピスの現状を紹介し、さらに、在宅で人生の最後を迎えるための「在宅ホスピス」の実践を報告しました。

 柴田医師は、「医療機関なのか、住み慣れた自宅なのか、最後を家族に看取られる場所を、自ら選択できる社会にしていきたい」と訴えていました。


 音楽療法の実践を紹介したのは、札幌大谷短期大学部の教授で、音楽療法を行うNPO法人を立ち上げた、中山ヒサ子教授です。

 中山教授は、50代の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の男性に対して音楽療法を行っている実際の映像を紹介。
 人工呼吸器の管が気管に入っているため声が出せない男性が、中山教授や家族の演奏を前に顔をほころばせる姿が映し出されると、講演会の会場内は静まりかえり、参加者は映像に見入っていました。


 講演会のまとめでコーディネーターの方波見康雄医師は、「息をする限り、希望を抱く」というラテン語の慣用句を紹介しながら、最後まで自分らしい生き方を求めることの大切さを訴えていました。