事業譲受したデイサービス(通所介護)事業所を新規申請する際に、栄養改善加算を算定するかどうか検討した。適用範囲は、栄養改善サービスの提供が必要と認められた以下の6項目のいずれかに該当する利用者様だ。
・BMIが18.5未満
・1~6か月の間で3%以上の体重の減少が認められる
・基本チェックリストのNo.11の項目が1に該当する
・血清アルブミン値が3.5g/dl以下
・食事摂取量が不良(75%以下)
・その他低栄養状態にある、またはそのおそれがあると認められる
このうち、デイとショートステイの登録利用者様約120名のBMI値を調査したところ、20以下の方はわずか4名だった。
法人の結論として加算取得は見合わせ、4名の方については担当CMを通じて(低体重である現状を)情報提供することとした。
一般の方もよく耳にしているであろうBMI(Body Mass Index)はボディマス指数と呼ばれ、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数だ。
日本肥満学会の判定基準だと、
BMI値が18.5未満は低体重(痩せ型)
18.5〜25未満は普通体重
それ以上が肥満となる。
ただ、今回のデータ収集結果より前から、このBMIはかなり大雑多ではないかと個人的に感じている。というのも、僕が人生で一番痩せていたのは、訳あって都落ちしてきた20代後半のころのことで、A7のスーツが難なく入り、鏡の中の顔は欠食児童のように落ちくぼんだ目がぎょろついていた。
ところが、計算式に入れてみると、68㎏÷1.85m÷1.85m=19.86と、普通体重の範囲に収まり、BMI基準にのっとれば僕は生涯で痩せていたことがない、ということになる。
強烈に不満だ。